著者:海燕
ページ数:133
¥980 → ¥0
本書『「萌え」はほんとうに性差別なのか? アニメ/マンガ/ノベルのなかのセンス・オブ・ジェンダー』はアニメ、マンガ、小説のなかのジェンダー表象についてポジティヴに考察する一冊。いままで、アニメなどのポップカルチャーにおけるジェンダー分析は「批判的な決めつけ」に過ぎないかと思えるものが幅を利かせて来ました。本書では意図してそれに「否」を突きつけます。わたしたちが好む「萌え」とか「尊い」といわれるエモーション、そしてカルチャーはほんとうに性差別なのでしょうか? この本では、『新世紀エヴァンゲリオン』、『魔法少女まどか☆マギカ』、『グイン・サーガ』などの作品を参照しながらその点をやわらかに分析していきます。
内容は全六章。
第一章「『新世紀エヴァンゲリオン』と男の子の挫折」
第二章「『カルバニア物語』と少女マンガの系譜」
第三章「『涼宮ハルヒの憂鬱』とポスト「男の子の物語」」
第四章「『風立ちぬ』とスタジオジブリの王国」
第五章「『グイン・サーガ』と日本ファンタジーの課題」
第六章「『この世界の片隅に』とこの世界の片隅」
あとがき「多様性の方向へ」
著者渾身の作品です。どうぞお読みください。
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