著者:もみじあめ
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つまり、入門書で得られた Python の基礎知識を元に、そこからさらに実用的なプログラミングを身につけることを目的としています。
プログラミングの世界にはベストプラクティスと呼ばれる何かを成し遂げるのに効率の良いやり方が数多く存在します。
この本は、著者自身が Python を学び始めた頃に知っておきたかったと思えるそれらの知識を、様々な場所から拾い上げてまとめたものです。
また、この本には特に読んで頂きたいと考えている読者像があります。
それは、不安を覚えながらなんとなく動くように Python を書いていらっしゃる方です。
例えば、今それが正しいやり方なのか確信を持てずにプログラムを書いていらっしゃらないでしょうか?
あるいは、なぜこれで上手くいくのか分からないような状態でおまじないを書いていないでしょうか?
そして、もしその状態にストレスを感じているのであれば、正にこの本を読んで頂きたい方です。
本書は自信を持って Python のソースコードを書くためのお手伝いができるはずです。
■ 使用する環境
Python 3.5 および 2.7 に対応しています。
OS には Ubuntu 14.04 LTS を使います。
※ 付録に仮想マシンを使ったセットアップ方法の記載があります
■ 本の構成
本書は 6 つの章で構成されています。
「開発環境を整えよう」では Python の開発環境について学びます。
優れた開発環境は効率の良いプログラミングを下支えする大切な土台です。
この章では、色々なバージョンの Python を使って独立した実行環境を作るための方法を知ることができます。
「読みやすいコードを書く」では Python で読みやすいソースコードを書く方法について学びます。
Python を使ったとしても、ただやみくもに書いては読みやすいコードになりません。
ここでは、可読性を高める上で守るべきルールや、それらをチェックするツールについて知ることができます。
「落とし穴を避ける」では Python でやってしまいがちな誤りについて学びます。
さほど多くはありませんが Python には初心者が落とし穴のように感じる仕様もいくつかあります。
この章を通して、危険な書き方を避ける上で必要となる知識や、それをチェックするツールについて知ることができます。
「Python らしく書く」では Python らしいソースコードを書く方法について学びます。
そのプログラミング言語らしいソースコードを書くには、様々な記法やイディオムに慣れ親しむ必要があります。
ここでは、特徴的な Python の記法とそれを活かすための知識を学ぶことで Python らしい書き方を知ることができます。
「テストを書く」では Python のソースコードをテストする方法について学びます。
モダンなソースコードを書くときにテストは避けて通れません。
この章を読むことで Python のソースコードにユニットテストを書く方法を知ることができます。
「使いやすいコードを書く」では Python で保守しやすいソースコードを書く方法について学びます。
使い捨てのスクリプトでないかぎり一度書いたソースコードは一定の期間、保守を続けることになります。
ここでは、書いたソースコードを最低限の手間で長く使い続けるのに必要な知識について知ることができます。
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