著者:あさかけんじ
ページ数:3
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こんにちは。あさかけんじと申します。広島県のある高校で英語を教えています。もうベテランと言われる年齢になりました。
私自身,英語の勉強が大好きです。そしてそれと同じくらい,英語を教えるのが大好きです。「わかった」「できるようになった」「合格した」「英語が面白いと思った」などと生徒に言われるのを無上の喜びとして,これまでずっと頑張ってきました。
目の前の生徒たちだけでなく,世の英語学習者たちのお手伝いができないか,一緒に喜ぶことができないかと考え,メルマガやブログもやりました。そして今,電子書籍にたどり着きました。
これまでずっと「どうすれば楽しく英語を勉強できるか」「どうすれば少しでも覚えやすく,忘れにくいか」を考え続けてきました。熟語の勉強って大変ですよね。単語よりもっと暗記が大変です。どうすれば効率よく覚えられるでしょうか。
この本は次のコンセプトで作られています。
・元の意味を意識する
たとえば look for 「探す」 look after 「世話をする」と覚えるとしましょう。これ,そのうち絶対ごっちゃになりますよね。どっちがどっちかわからなくなる。でも覚えるときに「for は求めて,だから look for は求めて見るから探す」「after は後ろ,だから後ろで見守るから世話をする」と覚えたらどうでしょう。そうすれば混乱しないし,search for や one after another を覚えるときにも役に立ちます。どんどん応用が広がっていくのです。
・試験の役に立つ情報を合わせて覚える
多くの人が大学受験や英検を目標にこの本を読んでいるのではないでしょうか。だったら have to 「しなければならない,must と同じ」だけでは不十分です。don‘t have to 「しなくてもよい」 mustn’t 「してはいけない」の区別は必須です。used to 原形 と be used to …ing の意味と形の区別も必須です。単語なら多くの場合は意味がわかればなんとかなるのですが,熟語だと文法や語法を(しかも試験に出やすいものを)理解して覚えないといけません。こういう最重要ポイントも載せるようにしました。せっかく覚えたのに解けなかったという悲劇をなくしましょう。
では,心の準備はよいですか。意味を丸覚えするのではありません。元の意味を理解し,どう出題されるかを確認しながら,ストーリーとして頭に入れましょう。
けんじワールドの発進です(^^)
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