著者:藤井敏則
ページ数:142
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デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation; DX)とはテクノロジーによって人々の生活が豊かになっていくことです。特にICT技術を使って、デスクワークをオートメーション化する、RPA(Robotic Process Automation)が導入されつつあります。定型業務の中には80%の時間短縮効果があり、生産性向上のが期待できます。 本来ならばRPAを学習するのですが、Excelに標準に付属しているVBA(Visual Basic for Applications)は、Wordにも実は付属しています。
VBAを使って定型業務を効率化すれば生産性の向上が可能となります。しかし、VBAでできることは多いのですが、最近注目されつつあるPythonを使って、データを扱うことができれば、通常のプログラムの一部として、Wordファイルを扱うことができます。簡単な作業はVBAにまかせて、少し複雑な箇所や複数のファイルに渡る作業などのプログラミングの得意なところをPythonにまかせてしまいましょう。
PythonはディープラーニングなどのAIやデータサイエンティストの力がIT技術者やエクセルなどを扱う人には必須条件となるでしょう。
Windows10 Python3.9.0 Word2016で動作確認しています。Pythonのライブラリはwin32comとpython-docxを用いています。VBAに慣れている人はwin32comが取っ付きが良いと思われます。
目次
まえがき ・・・・・4
1.PythonからWordを操作する・・・・・5
1.1 Pythonのインストール
1.2 Pythonのライブラリのインストール
2. プログラミング・・・・・12
2.1 ”Hello World”の表示
2.2 改行と段落について
2.3 文字を取り扱う-1
2.4 文字を取り扱う-2
2.5 文字を取り扱う-3
2.6 文字を取り扱う-4
2.7 文字を取り扱う-5
2.8 文字を取り扱う-6
2.9 文字を取り扱う-7
2.10 文字を取り扱う-8
3. 段落・・・・・59
3.1 段落-1(強調文字)
3.2 段落-2(アンダーライン)
3.3 段落-3(文字色)
3.4 段落-4(文字色-2)
3.5 段落-5(文字色-3)
3.6 段落-6(フォント)
3.7 段落-7(フォントサイズ)
3.8 段落-8(フォントその他)
3.9 段落-9
4.図の操作・・・・・96
4.1 図の貼り付け-1
4.2 図の貼り付け-2
4.3 図の取り出しと保存
5.表の操作・・・・・108
5.1 表の操作-1
5.2 表の操作-2
5.3 表の操作-3
5.4 表の操作-4
5.5 表の追加
5.6 表のセンタリング、右寄せ、左寄せ(win32com)
5.7 セル内の文字
5.8 WordをPDFで出力したい(win32com)
5.9 セルの背景色(win32com)
参考文献・・・・・140
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