著者:楽しい絵画教室出版チーム
¥300¥0

 この本では、小学校図工科で絵を描くシナリオの指導法の例を紹介しています。1つのテーマで、準備から描き上げるまでのプロセスを、順を追って進めるようにできています。ここで紹介するのは、「酒井式描画指導法」として、多くの実践がされている方法です。この方法で子どもたちに指導すると、子どもたちは集中して絵に取り組んできました。そして、「先生、楽しかった。家に帰ってからも描いてもいい?」と尋ねられたり、「また、先生に絵を教えてほしいな。」と言われたりしました。
 酒井臣吾先生が今までに発表してきた作品と、その作品の制作方法を示したシナリオを、もっと手軽にみなさんにご紹介できたらいいなと思って「楽しい絵画教室出版チーム」を立ち上げ、シナリオ集を出版することにしました。
 この本は、教室でスライド映写することを前提に考えて構成しています。
 絵の指導に困っている先生たちにはもちろんのこと、これからちょっと絵でも描いてみようかな、と考えている方々にも楽しく取り組んでいただけたらと願います。
【作品の制作の流れ】                
1 手の練習をする 
2 スチレン板に手を描く       
3 自分の顔を描く         
4 版画の準備をする       
5 絵の具で彩色する 
6 文字を入れる

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