著者:大橋康二
ページ数:115

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唐人屋敷跡を中心とする長崎の近世遺跡で出土した中国清朝磁器を、5時期に分けて詳細な分類紹介。シリーズ既刊本での明朝磁器に続く内容で、膨大な量の清朝磁器を景德鎮・福建・福建(德化窯)など5産地別に最大16種類の形態ごとに各時期の特徴を19点の編年図を示して記した。本書で提示した一般に流通し輸出された清朝磁器の年代観は、唐人屋敷跡の時期区分に基づいて信頼しうるもので、台湾や東南アジア各地などの出土例を検討する際に大きな意味を持っている。

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