著者:赤田 安繁
ページ数:125
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健康診断には効果がない、または、有害性があるなどの報告が数々あります。このような話を聞くと、「当然のように毎年健康診断を行っていて大丈夫なのだろうか?」と心配になりませんか?
本書では、欧米での健康診断に対する考え方、健康診断の基準値の問題点、病気の診断の問題点、がん検診の有効性などについて、最近の知見を紹介します。そして、今後の健康診断制度のあり方について考えていきたいと思います。
なお、本書は【健康診断】シリーズの1巻となります。
【目次】
序章 はじめに
健康診断はなぜ行われているのでしょうか?
健康診断には効果がないという報告がある
第一章 健康な人には毎年の健康診断は害である
1.健康診断には効果がない
2.欧米での健康診断に対する考え方
3.日本の健康診断の実情
4.健康診断の基準値は厳しすぎる
第二章 高血圧の診断について
1.高血圧の基準値は高齢者には適していない
2.降圧剤による治療は対症療法
3.降圧剤の長期服用は危険
4.高血圧の診断における問題点
第三章 脂質異常症の診断について
1.LDLコレステロールの基準値は低すぎる
2.スタチン系薬剤の副作用に注意
3.脂質異常症の診断における問題点
第四章 メタボリックシンドロームと肥満の診断について
1.メタボリックシンドロームの診断基準
2.メタボリックシンドロームの診断における問題点
3.肥満の診断基準
4.肥満の診断における問題点
5.日本では痩せの方が問題である
第五章 がんの検診について
1.がん検診は寿命を延ばさない
2.有効性が期待できるがん検診
3.有害性に注意すべきがん検診
4.有効性が不確かながん検診
第六章 健康診断制度は改革が必要だ
1.健康診断を毎年行うのは無駄が多すぎる
2.日本の健康診断制度には改革が必要だ
あとがき
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