著者:モトイ・トクメイ(基・督命)
ページ数:104

¥500¥0

本書は「大患難前携挙説」を支持する内容として書かれています。
上巻は入門編として、ごく初歩的な「携挙」についての解説からはじまり、「大患難前携挙説」を理解し、信仰生活を続けられるようにとまとめました。

下記に上巻、下巻の章とその内容を記します(第1章から第4章までが本書、上巻の内容です):

第1章「携挙とは?」
この章では世の終わりについての概要を説明いたしました。パウロの書簡を中心に携挙の様子を解析し、携挙の与える世界的な影響やその後の世界についても解説いたしました。

第2章「議論以前の話」
この章ではネット時代に急速に流布したいくつかの噂と誤解について解説しています。
議論を避けるために書かれた本書ですが、神学論争以前の不毛な論争に、聖書的にまた神学的に、しっかりと反論しました。

第3章「初代教会に見る携挙信仰」
この章では初代教会の時代にすでに大患難前携挙説が信じられていた証拠を、新約聖書から立証し、待ち望む信仰が携挙の条件であることを解説いたしました。

第4章「簡単な説明」
この章では分かりやすい説明で、携挙が7年患難の前に起らなければならないことを説明いたしました。本章だけでも大患難前携挙説に確信を持てるはずです。

上巻の「入門編」だけでも十分ですが、さらに深い理解のためには下巻「決定版」を読まれることをお勧めいたします。

下巻の構成は以下のようになっております(章数は上巻からの続き番号です):

第5章「少し詳しい説明」
この章ではさらに詳しく込み入った説明で、大患難前携挙説を立証しています。
「異邦人の時代」とか「恵みの時代」とも呼ばれる「教会時代」と7年患難期との違いや、過越の祭などを通して携挙が患難期の前になければならないことを見ていきます。

第6章「旧約聖書中の携挙の型」
携挙は新約時代に掲示された奥義です。しかしながら旧約時代にも携挙を暗示する記述が多々あります。この章では旧約聖書の中に現れている携挙の型を見ていきます。

第7章「携挙信仰が歪んだ理由」
携挙信仰が歪んだ背景には置き換え神学などのイスラエル問題への不理解があります。
この章ではそのゆがみの背景を説明し、キリスト者がもはやぶれずに携挙を信じられるように、イスラエル問題についても理解を深めます。

第8章「携挙に残されるキリスト者?」
携挙に取り残される信仰者はいるのでしょうか。それとも残されるキリスト者は、そもそも救われてなかった人々なのでしょうか。患難期に迫害される人々は教会の人たちなのでしょうか。この章では大患難前携挙説を支持する人々の間にもあるこの疑問に答え、キリスト者としての救いは携挙の恵みに賜ることとは別であることを論証しました。

(上巻「入門編」の読者のために述べておきますと、携挙される条件は今日という日に主イエスの来臨を慕う「待ち望む信仰」の有無です。それは本書の第3章「初代教会に見る携挙信仰」でしっかりと見ていきますので、ご安心下さい。)

最終章「あとがきに代えて」(議論を避けていま祈るべき理由)
最後にこの章では、上下巻の締めくくりの章として、黙示録の天での礼拝の記述を解説いたしました。この聖書箇所から読者がますます祈りに励み、王である祭司としての地上での役割を果たせるよう「いま祈るべき理由」をお示しし、本シリーズの最終章と致しました。

本書はイエス・キリストは救い主である神であり、この方を通してでなければ誰も救われない(天国には入れない)という大前提の上に書かれています。したがって、たとえ世の終わりやキリストの再臨に興味がある方でも、クリスチャンでない方には難しい内容であると思われます。拙著「日本人に知らせたい聖書の終末論」は、聖書もイエス・キリストのこともあまりよく知らない方にも理解できるように書いた電子書籍です。まずそちらをお読みになることをお勧めいたします。

簡単な著者プロフィール(詳しい紹介は本書末にあります):

モトイ・トクメイ(基・督命)
1970年生まれ。26才で洗礼を受けクリスチャンになる。30才でペンテコステ派の神学校に入学して以来、福音宣教に従事。現在は自営業のかたわら、結婚式場の牧師もつとめ、ネット上(YouTube)でのメッセージ配信も続ける。

本書は4冊目のKindle本。

既刊本(いずれもKindle本):

「日本人に知らせたい聖書の終末論」: キリスト教文化圏の終末意識

「世の終わりが来る」: オカルトではない本当の聖書終末論

「大患難サバイバルマニュアル」

また本書は聖書を神の言葉と信じる、プロテスタント信仰にしたがって書かれています。異端と呼ばれる諸派やものみの搭、モルモン教や統一教会とは関係がありません。

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