著者:広沢成山
ページ数:140
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脱力すると簡単に崩せる、技がかかる、動きが早くなる、パフォーマンスがあがる…。
武道やスポーツの世界では頻繁に「脱力」というキーワードが使われるが、重要なのは脱力の有効性ではなく「どうやったら」脱力が身につくかという点です。
脱力に限らず武道における技というのはどんなに不思議そうに見えてもあくまでも身体を使った技術です。
ならばその技に必ず理があり、それを身につけるための方法論というものが存在します。
この本ではそういった身体の動きの理を知るための稽古方法を紹介していきます。
本来、身体の使い方は不立文字であり言葉にするのは難しいですが、なるべくわかりやすいように具体的な説明を心がけて解説しています。
目次
「振り子と支点」
「合掌落下」
「押さずに伸ばす」
「皮膚というつながり」
「縛って脱力!?」
「小さく前ならえ」
「手技を身につける前に」
「学びなおし」
「歩かず歩く」
「釣り合い」
「つながる身体」
「膝の抜き」
「チャックで落下」
「失敗しましょう」
「上腕骨による肘の落下」
「肩を乗せる」
「重心移動と帯」
「空気を動かす」
「重心は点で崩す」
「抵抗出来ない力」
「人は常に崩れている」
「足裏、足首を緩める」
「重さを感じる1」
「重さを感じる2」
「角から丸へ」
「皮膚感覚の性質1」
「皮膚感覚の性質2」
「挟む」
「膝で支える」
「浸透する力」
「脱力はしない」
「呼吸で動く」
「呼吸初動による崩し」
「お辞儀崩し」
「緩んでから動く」
「転がりながら転がらない」
「ほうきバランス」
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