著者:Musashi
ページ数:35

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ここのところ株の動きが歴史的なほど下がったり、反発して上がったりしています。

株がどんどん下がっていくと、安いので試しに買ってみたい、と考えたり、今ならマスクを作っている会社や製薬会社などがいいよというようなことを耳にして、製薬会社の株ならそれほど危険はないのではないかと思ったりします。

さらに具体的に会社の名前を聞いてそれが大企業だったりすると、チャンスだと思えてきて、思い切って買ってみようかと思います。

しかし、以前に株で損をしてしまって悲惨な目にあった人の話などを思い出してしまい、自分には難しすぎて駄目だと気づくのです。

それで結局買うのをやめようということになります。

また株が下がった時に、株主はただ嘆いているだけしかできないのか、何かしら持っている株を上昇させる手伝いが株主にできるのか、ということが疑問でした。

株主自身が決定して購入したのですから、たとえその株が下がっても、当然株主自身の責任です。

しかし自分の株を理解していても、株が安くなったらただ見ているだけというのはとても残念なことです。

しかし一般の普通の人なら何もできないわけです。

これからお話しする会社の例で出てくる会社の場合、少しは株主にも手伝えることがあるようでした。

そしてまたさらに株が安くなる見通しでも、この会社の株主の一部の人々は、この株を買い続けていたのです。

それは何故なのかということも疑問です。

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