著者:本田 健太
ページ数:120

¥340¥0

本書は、かつての私のように
・電子書籍を書きたいのになかなか書けない、筆が進まない。
・自分がこのテーマで本を書いてもよいのか自信がない。
・挑戦してみたいけど失敗がこわい。
・書くテーマは決めたけど内容を上手くまとめられない。

と感じている方に向けて書きました。具体的には、

「なぜ副業(あるいは複業)としての電子書籍が有望なのか?」
「今までの自分の経験から、本にできることを見つける方法」
「挫折せずに1冊書き上げる方法」
「決めたテーマでまとまりのある内容に仕上げる方法」
「必要最低限の文章テクニック」

をまとめました。

「電子書籍に挑戦してみようかな?」
「でも、自分にできるかな?」

とためらっている方の背中を押す事ができたらいいなと思っています。

ひと昔前まで自分の本を出版することは、ごく限られた人しかチャンスを得られない、非常に狭き門でした。

しかし今は違います。

Amazon Kindleでは、誰でも書籍を個人で出版することができる時代になりました。

「自分の主張や作品を電子書籍という形で世に問うことができる。」素晴らしい時代になったものです。

某ウイルス騒動、そして戦争もあり、閉塞感や息苦しさが今の時代の空気感なのかもしれません。

そんな時代でも少し視点を変えたり、意識してフォーカスするところをズラせば、今までにはなかった可能性も輝きを放っているのが見えてきます。

Kindle 電子書籍出版もひっそりと小さな輝きを放つ、可能性の1つです。

現在私は副業でキンドル出版に取り組んでいます。

副業というといかにも「片手間」というイメージがありますが、そうではありません。自分は「複業」という形で、収入源をいくつか持つ事を目標にしているので、とても真剣に本気で取り組んでいます。

そんな自称キンドル作家の私の現時点の印税収入は月7万円ほどです。

ジャンルごとにペンネームをいくつか使い分けて、合計20冊ほど出版しています。月7万円を多いとみるか、少ないとみるかは人それぞれ意見が分かれるところだと思います。

ただ、私個人としてはキンドル出版の可能性は大きいと感じています。自分自身、このまま地道に本を書き続け、著作を増やしていけば、月に10万円、20万円と印税収入を得ることも可能だと感じています。

そのためには地味な継続が必須ですが、やればやっただけ積み上がって成果になっていくのが電子書籍の特徴であり、嬉しい部分です。

自分の努力がストレートに形になって返ってくる仕事って、実はこの世の中には意外と少ないというのが私の実感です。でも電子書籍の執筆にはそういった面白さがあると私は感じました。

とは言っても、最初の1冊を書き上げたばかりの頃からキンドルの可能性に私が気が付いていたかというと、そうでもありませんでした。

「本として世に出す以上、恥ずかしくないものを・・・。」

そんな風に完璧主義的な考え方になってしまい、必要以上に肩に力が入ってしまいました。

完全なものを作らなければならないと思うと失敗がこわくなり、途中で自分の書いているものに「これでいいのか?」と迷いが生じ、作業の手も止まりがちになりました。

その結果、文章を書くのに時間がすごくかかり、ついには息切れを起こして執筆作業を投げ出してしまいました。

なんとかやる気を取り戻し、2冊目の電子書籍を書き上げたのは1冊目を出版してから7ヶ月も後のことでした。

当時の自分に伝えたいです。

「もったいない!実にもったいない!その7ヶ月の間に7冊、いや10冊は書けるよ」と。

空白の7ヶ月間のあいだも、しっかりと継続できていたら今の私の印税収入はもっと積み上がっていたはずなのに残念です・笑

少し冗談っぽくお金の話にしてしまいましたが、お金以外の面でもそうです。「書く技術」は実際に経験していく中で身につくものがたくさんあります。

「何を書こうか?自分には何が書けるだろう?」という部分に関しても同じです。1冊書き上げるごとに「これが書けたんだから、あれも出来そうだ。」とか「このテーマはどうだろう。」などとアイデアが出てくる様になります。

冒頭のくりかえしになりますが、本書は、かつての私のように

・電子書籍を書きたいのになかなか書けない、筆が進まない。
・自分がこのテーマで本を書いてもよいのか自信がない。
・完璧を目指しすぎて失敗がこわい。
・書くテーマは決めたけど内容を上手くまとめられない。

と感じている方に向けて書きました。具体的には、

「なぜ副業(あるいは複業)としての電子書籍が有望なのか?」
「今までの自分の経験から、本にできることを見つける方法」
「挫折せずに1冊書き上げる方法」
「決めたテーマでまとまりのある内容に仕上げる方法」
「必要最低限の文章テクニック」

をまとめました。

「電子書籍に挑戦してみようかな?」
「でも、自分にできるかな?」

とためらっている方の背中を押す事ができたらいいなと思っています。

【本書で書いていないこと】

・電子書籍のKDPアカウント登録方法
・書いた原稿を電子書籍データに変換する方法
・書いた本を売る方法

本書は、電子書籍の原稿の書き方にフォーカスして取り扱っています。そのため。完成した原稿をAmazonにアップロードするなどの事務的な手続きは、あえて触れていません。

また、出版した自分の本を売る方法と戦略に関しては、拙著、

「Kindle電子書籍出版で無名でも月に3万円稼ぐ方法」で詳しく書きました。
(このページの著者名「本田 健」をクリックするとご覧いただけます。)

こちらもぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

【本書のもくじ】

はじめに
なぜ副業(複業)としての電子書籍が有望なのか?
【個人の体験・経験をノウハウにした本は需要がある】
【今後、一個人の意見や体験談、ノウハウの価値はインフレしていく】
【キンドル出版は個人の意見が探しやすい】
書く前に本の構造を知っておこう
【基本の構成】
【慣れないうちは、最初に大まかな構成を決めてから執筆を開始すると良い】
さあ、何を書こうか?
【おすすめは自分の体験談プラスノウハウ】
【実際に書けるテーマを探してみよう】
【STEP1:人生の振り返り】
【STEP2:これからやってみたい事を書き出す】
【STEP3:メモの中から本の題材を探す】
【切り口を探す・決める】
【切り口を決める時に大切なもの:目線の高さ】
【不利な属性を逆利用する】
【じつは使える逆境属性】
【普通であることを売りにする魔法:目線の高さ】
【普通ゆえに可能な目線・切り口】
【本の切り口がそのまま仮タイトルになる】
本の構成を決める
【書き出したメモを並べ替える】
【書き出した項目を全部使う必要はない】
【注意点:ラフで不完全なもくじでOKです!完璧を目指さないで!】
執筆作業に入る
【1つ1つの見出しに対して文章を書く】
【なかなか執筆が進まない場合の対策】
【本が完成したら最低1度は読み返そう】
電子書籍の文章術
【目線に合わせた分かりやすい文章を書く】
【大切なのは一貫性】
【難しいと思ったら過去の自分に向けて書く】
【テクニカルな部分について】
あとがき:最初は70パーセントの出来を目指そう

本書は「Kindle出版シリーズ」の2巻です。

シリーズ一覧

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