著者:ヤマト出版
ページ数:26
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これまで多くのサラリーマンは、老後の生活資金として退職金や公的年金を当てにしていたことでしょう。
しかしながら、これまでの日本的な雇用形態であった「終身雇用」が大きく崩れ「非正規社員」の比率が大幅に増えてきています。
それに加え、コロナ禍で更に雇用実態が混乱し、雇用の維持そのものが不安定な時代になっており、退職金どころではありません。
一方公的年金も少子高齢化の進展に伴い、少ない現役世代で多くの高齢者を支える現行年金制度は多くの問題を抱えており、現行の給付水準が将来も維持される保証は全くなく、給付額の低下は免れない状況にあります。
即ち老後の生活資金の大半は自分で作らなければならない時代になっているということです。
このような中、早くから老後のための「資産形成」を意識してそれなりの準備をされた方も多くおられるでしょう。
しかし、特に若年世代で「何をどうすれば良いかわからない」という方が結構多いようです。これは致し方ないことで、国の施策としてこれまで「子供へのマネー教育を全くしてこなかったから当然のことなのです。
このような実態を踏まえ、政府も子供へのマネー教育に本格的に乗り出したようです。
高校での金融教育をめぐっては、2022年度から始まる新しい学習指導要領に、家庭科の授業で株式投資や投資信託など「資産形成」に触れることが盛り込まれています。
尚、ある私立高校では証券会社などと連携して、授業で金融の知識や計画的な資産形成の大切さを学んでもらう取り組みがすでに始まっています。
本書は、「資産運用」の初心者が、気楽に始められる「投資」の中で最もローリスク・ローリターンと言われている「投資信託」について分かり易く解説しています。
「投資信託」は少額投資で長期目線に立った「資産運用」には最適なツールです。
内容としては、投資の基本、投資信託の特徴、口座開設の仕方、商品の選び方、運用上の注意事項等、初心者が学ぶ基礎的な情報に加え、筆者の実践的体験から学んだコメント・アドバイス等が丁寧に、分かり易く書かれています。
ぜひ手に取ってみて下さい。
尚、本書は高校生の参考書としても活用が期待されております。
若い世代の社会人の方も高校生には負けていられませんよ。
本書で「資産形成」の仕組みをしっかり学び、それを実践して、老後の豊かなライフスタイルに備えましょう。
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