著者:山麿 萌石
ページ数:42
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本当にありがとうございます。
「沢山の便利なモノに囲まれている今の日本で、不便な自給自足の生活に憧れている人っていますか?」
はい、僕、山麿萌石です。
僕は、令和元年に仕事を辞めてから、電子書籍出版と家庭菜園で作った野菜と妻のアルバイト代だけで暮らしています。
もちろん正社員で働いていた頃と比べると収入は激減しましたが、意外に生きていけるものです。
アラフォーで結婚していて子供も2人いるので、家族からいろいろ言われましたが、心も身体も限界がきていたのです。
妻が欲しい物に関しては、申し訳ないですが自分でアルバイトしてもらっています。
男が養っていかなければならないという古い考えも、僕の中には確かにあります。
親として、子供の為にもっとお金を稼いだ方がいいという思いもあります。
自分の両親を安心させるため、正社員でいなくてはならないという価値観もありました。
ですが、毎朝疲れた顔をして、
「あー、仕事に行きたくない」
と、思っている親が、子供に人生の楽しさを教えるなんてできないと信じて、僕はただお金を稼ぐ為に仕事をするのを止めました。
お金はモノを手に入れる為の「手段」であって、「目的」ではないとハッキリとわかったのです。
何を当たり前のことを……と思うかもしれませんが、恥ずかしながら僕は日々の仕事に追われて見失っていたのです。
無理して「手段」のお金を稼ぐのではなく、「目的」の方を直接手にいれようとしたのです。
僕の目的は家族と一緒に生きること。
生きるのに必要不可欠な最低限の食糧を作ることから、僕の自給自足は始まりました。
今はまだ食糧のしかも野菜だけを自給自足している状態ですが、自分で作ったモノが食卓に並ぶのが嬉しすぎるので、次は鶏を飼って卵と肉も手に入れたいと思っています。
その内、魚も養殖しだすかもしれません。
毎日を自分のしたいように生きていると、自分が忘れていた本当の気持ちが見えてきます。
僕はもともと土いじりが好きだったことや、文章を書くのが好きだったことを思い出すことができました。
楽しみながらしているので、贅沢できなくてもストレスは無く、毎日が本当に充実しています。
このコロナ禍で、経済格差やリストラ、給料や年金の目減りを気にしながら必死に他人と出世競争するのに疲れたなら、一度自分の人生の目的を考えてみてください。
社会の「勝ち組」「負け組」に拘らず、自由な発想で想像してみてください。
自分の目的がわかれば、自分に対しても他人に対しても素直でいられて、主体的な生き方になっていきます。
僕はお金がなくとも、想像と工夫で人生を歩んでいくと決めたのです。
本書では自給自足半人前の僕が、半農半Xのようなプチ自給自足生活をご紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいします。
【目次】
1、はじめに
2、人生についてのアドバイスは誰にもできない
3、生活を維持するのにも費用はかかる
4、野菜栽培について
5、野菜販売について
6、自家採種のすすめ
7、足るを知る
8、おわりに
感想、質問、コメント、評価があれば、お気軽にツイッターまでよろしくお願いします。
Twitter→@yamamarohouseki
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