著者:新藤 律
ページ数:105
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その難易度は合格率15~17%とやや高めの試験ですが、キチンと準備をすれば誰でも合格できる試験です。また、頑張れば、一発合格も十分可能な試験なのです。
本書は、宅建試験の最速合格をめざした効率的な勉強法を紹介しています。
試験というものは、ただ頑張れば合格できるというものではありません。
国家試験に短期間で素早く合格するためには、効率的な勉強の要領とコツが絶対必要です。
本書では、宅建試験に、素早く、効率的に合格するために必要な受験勉強のノウハウを詳しく解説しています。
著者はこれまで、各種の国家資格を取得してきました。司法書士、土地家屋調査士、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引士、マンション管理士、業務管理主任者など、合計で10数種類の資格を取得しました。
これら資格試験受験の過程で、著者は自分なりの勉強方法またはノウハウを確立してきました。今ふりかえると、どの国家試験でも同じような勉強方法をやってきたと思います。そして、いつも独学で勉強しました。そのうえ、ほぼすべての試験は1回の受験で合格しました。
本書では、著者がこれまで実践してきた資格勉強法のノウハウとコツを宅建試験にあてはめ、詳しくお伝えしています。
また、著者は、これまで司法書士等の仕事のかたわら宅建受験の指導経験があり、宅建試験の短期合格のツボは十分心得ています。
そのうえ、私のこの勉強法は単なるテクニックだけではない、王道勉強法です。
最速合格のためのテクニックはもちろん使いますが、テクニックに頼りすぎて、出題傾向によっては不合格になるようなことのないように配慮しています。どんな問題が出ても、それに対応して合格点は取れることをめざした勉強法なのです。
本書では、宅建に最速合格するための「テキストの選び方」や「問題集の使い方」などについて、詳しく解説しています。
また、宅建の科目別に、出題傾向と対策を分析し、とくに受験生が苦手とする民法の攻略法などについても解説しています。さらに、宅建試験の概要やデータ、宅建が活かせる仕事・業界など、宅建取得のメリットについても解説し、受験勉強へのやる気が出るようにはかっています。
本書は、独学で宅建試験合格をめざす方を対象に執筆しました。しかし、通信講座や専門学校通学などの利用を考えておられる方にも十分役立つ内容になっています。なぜなら、試験合格のための受験勉強の基本は同じですから。
宅建試験に、最速で効率よく合格するために、ぜひ本書の勉強ノウハウを活用していただけたらと思います。
(本書「はじめに」により}
以下に、目次内容を掲載します。
目次
はじめに
第1章 宅建試験の内容
Ⅰ 宅建の試験内容と難易度・合格率
Ⅱ 合格ライン
Ⅲ 合格までの勉強時間の目安
Ⅳ 宅建の職業別合格者
Ⅴ 宅建士試験の具体的な内容
① 宅建の受験資格に制限がない
② 試験科目
③ 試験の形式
第2章 宅建試験の最強勉強法
Ⅰ 試験について研究し計画を立てる
Ⅱ どんな本で勉強するか~テキストの選び方
1 うすいテキスト(基本書)と分厚いテキスト
2 おすすめの「うすいテキスト」はこれだ!
Ⅲ 覚えることを後回しにしない
Ⅳ スキマ時間を活用する
第3章 問題集の勉強法
Ⅰ 問題集の重要性
Ⅱ 分野別問題集の使い方
1 分野別問題集の勉強法
2 分野別問題集の勉強法の具体例
3 分野別問題集の選び方~おすすめの本
Ⅲ 年度別問題集の勉強法
Ⅳ 択一式問題の解法のコツ
第4章 宅建の科目別の攻略法
Ⅰ 試験勉強の基本方針
1 宅建試験の合格ライン
2 取りやすい科目で得点する
第5章 「権利関係」の出題傾向とその対策
Ⅰ 出題傾向と勉強法
Ⅱ 民法の特徴
Ⅲ「民法」の勉強法と攻略法
1 民法の考え方を身につける
2「制度の目的・趣旨」の読み取り方
例1、制限行為能力者
例2.意思表示
Ⅳ 出題頻度の高い分野とその対策
第6章 「宅建業法」の攻略法
Ⅰ「宅建業法」攻略は合格への最速の道~満点狙い
理由1 宅建業法の配点は試験全体の4割を占める
理由2 宅建業法は他の科目に比べて範囲が狭く易しく得点しやすい
Ⅱ 宅建業法の攻略法
1 勉強法~法の目的と過去問と法改正に注意
2 出題頻度の高い分野
3 宅建業法の頻出分野
⑴ 35条書面(重要事項の説明)
⑵ 37条書面
⑶ 8種制限
4 宅建業法のマスターには過去問をとくに重視する
5 宅建業法攻略の注意点
第7章「法令上の制限」の攻略法
Ⅰ「法令上の制限」の出題傾向
1 法令上の制限とは
2 法令上の制限の出題傾向
3 法令上の制限の勉強のコツ
4 分野別攻略のコツ
⑴ 都市計画法
⑵ 建築基準法
⑶ 国土利用計画法
⑷ 農地法
⑸ 宅地造成等規制法
⑹ 土地区画整理法
第8章 「その他の法令」の攻略法
Ⅰ 出題範囲
Ⅱ 勉強法と傾向と対策
第9章 各科目の勉強の順序
第10章 科目別勉強法のまとめ
第11章 受験勉強のテクニック
Ⅰ 覚えたいことが一目でわかる内容整理をしておく
Ⅱ 科目ごとに全体の体系を知る
Ⅲ 制度の趣旨・目的をつかむ
Ⅳ 常になぜ?と問いながら本を読む
Ⅴ 基本書と参考書(分厚い本)を関連づける
Ⅵ 覚えにくい時は声に出して言ってみる
Ⅷ 記憶術を活用して覚える
1 重要事項は最初と最後に覚える
2 抽象的な概念は具体的な例に置きかえ印象づけて覚える
3 整理、分類して覚える
4 ゴロ合わせも使えそうなら使う
5 数字のゴロ合わせ
第12章 受験勉強のための作戦
Ⅰ 勉強時間の作り方
Ⅱ 勉強の場所
Ⅲ モチベーションを維持する方法
第13章 宅建士取得のメリット
Ⅰ 宅建士の資格とは? ~独占業務がある
Ⅱ 宅建が活かせる仕事
1 不動産業で働く人には宅建は必須
2 住宅メーカーや工務店、ゼネコン関係の人にも役立つ資格
3 金融機関や保険業界の人にも役立つ資格
4 就職・転職の武器となる資格
5 独立・開業できる資格
6 資格手当の支給がある
7 資産運用、投資コンサルタント業に活かせる
8 手に職を持つのに最適な資格
おわりに(勉強法のまとめ)
【著者紹介】
某国立大学法学部卒業。
30年以上にわたり、司法書士、土地家屋調査士業務に携わる。宅建の受験指導経験。
保有資格:司法書士、土地家屋調査士、社会保険労務士、宅地建物取引士、行政書士、マンション管理士、管理業務主任者、測量士補、簿記1級、英検2級、FP3級 ほか
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