著者:和田 哲幸
ページ数:112
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長く続く不況下で中小企業は生き残ることができるのか?
中小企業の長期経営に必要なものは理念であり、その理念を実現するためには”資金”と”人材”が不可欠である。
不況下の今こそ、中小企業は相互に連携して、それぞれの強みを活かしてこの難局を乗り越えなくてはならない。
そして、連携の手段として、スモールM&AやマイクロM&Aといった中小企業間の”M&A”は大いに有用である。
本書は、大学卒業後に就職した急成長分野の会社が巨大資本のグループ企業に飲み込まれ、職場環境が劇的に変化していく中、紆余曲折を経て独立・開業し事業活動を継続している著者が、”M&A”によって有益な人材が集まっていき、中小企業が相互に成長していく過程を実体験を通して解説していくものである。
(実務で使用した『機密保持契約書』『株式譲渡契約書』も公開)
【目次】
はじめに:M&Aは企業の「想い」を未来へ繋いでいく
第1章 M&Aとの最悪の出会い、そして今
■M&Aのせいで、勤務先がなくなった
■経営者としての独立のきっかけもM&Aだった
■名古屋発! 男性アイドルの育成
■優秀な先輩アイドルを迎え入れるM&A
■短期間のM&Aで、アイドル引き入れに成功
第2章 中小企業の社長なら知っておきたい、M&Aの基本
■そもそもM&Aとは?
■中小企業こそ、M&Aをすべき理由
■会社の売り手にとってのM&Aの目的
■中小企業が会社を売却しようとする5つの事情
■会社の買い手にとってのM&Aの目的
■M&Aマッチングサイトは使える?
第3章 M&A 始まりから終わりまで
■M&Aの基本的な手順
■どのM&A専門家を頼ればいい?
■M&Aアドバイザリー契約とは?
■M&A仲介契約とは?
■M&A仲介手数料の相場
■M&Aの専任契約と非専任契約の違い
■まずは「秘密裏に動くこと」が最重要
■用意すべき「自社のプロフィール」
■「ノンネームシート」も準備する
■M&Aの相手方候補探し
■まずは、己を知る
■売り手企業の「定量分析」
■売り手企業の「定性分析」
■企業概要書と秘密保持契約書
■経営トップ同士の面談
■まずは、人間同士としての信頼関係を築く
■意向表明書を受け取れるかどうかが鍵
■M&A基本合意書(手続きの中間地点)
■M&A売り手企業の「健康診断」
■デュー・デリジェンスは、チャンスでもある
■経済的なデュー・デリジェンス
■法律的なデュー・デリジェンス
■事業的なデュー・デリジェンス
■M&A最終契約とは?
■いよいよ、M&Aが完結へ
■M&Aにおける「クロージング」とは?
■クロージング後の「統合手続き」
■統合手続きの進め方
第4章 中小企業が幸せなM&Aを達成するための基礎知識
■M&Aでの売買価格の相場
■業種によってはM&Aが難しい場合もある
■M&Aの成功率と失敗パターン
おわりに
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