著者:未来 幸大
ページ数:43

¥290¥0

<目次>
## はじめに
## 私の投資履歴と資産構成
## つみたてNISA
## 投資信託
## ロボアド(ロボアドバイザー)
## 国内株式
## FX(Foreign Exchange:外国為替証拠金取引)
## 暗号資産(仮想通貨)
## おすすめ資産運用のやり方
## どの証券会社がよいか
## おわりに

<はじめに>

資産運用の本はたくさんありますが、 実際にどの程度の運用実績を出しているかというのを具体的に示している本はあまりないようです。

もちろん資産運用を始めるにあたって基礎的な知識は大切なので、基本を書いた本をある程度読むことは必要でしょう。

しかし資産運用をこれから始める人にとっては、ゴールとして実際に何に投資したらどの程度お金が増えるのかは、もっと知りたい重要なことではないでしょうか。

資産運用のプロが書いた本というのは、勧められている資産運用方法はあっても、実際の運用実績というのが書いてあることがほとんどないのです。

顔を出して情報を発信しているので、自分の資産状況を公にすることや、実際の運用実績を公開すれば運用能力と見なされ実力を判断されることになるので、なかなかできないことでしょう。

顔を出している資産運用のプロに対して、そこまで求めることは酷だとも言えます。

そこで私が、実際に資産運用している実績を公開しようと思います(それほど大した金額ではありませんが)。

投資額にかかわらず、どのくらいの利益が出ているかの利益率がポイントですから、これから資産運用を始める人にとっては、かなり参考になるのではないでしょうか。

資産運用実績が良いか悪いかを判断するポイントは、単純に最終的にどのくらい利益が出るかということだけだと思います。

もちろん資産運用では、自分が応援している企業や業界などをサポートするという意味合いもあります。

しかしそれでも、自分で自分のお金を投資するからには、結局リターンが重要なことには違いないでしょう。

本書では、あくまでもどのぐらいの利益やリターンがあったかということを重視して、資産運用実績を具体的に紹介していきます。

私の資産運用の基本的なスタンスですが、お金をなるべく減らしたくないので、リスクはなるべく少なくすることです。

リスクについて少し触れておきますと、リスクは危険性という意味ではなく、損益の幅のことです。

つまり低リスクとは、利益も損失も少ないことです。

高リスクとは、儲かる可能性も損する可能性も高いということです。

本書の基本スタンスは低リスクです。

低リスクでももちろん市場が激変するもので(本来あり得ないレベルになるとブラックスワンともいいますが)、思っていた以上の損失が出る可能性はありますが、 基本的にはそれが投資というものでしょう。

なので、大きく投資で儲けたいという人は、本書は向いてないと思います。

あくまでも、それなりにお金を増やしたいという人向けです。

あと資産運用を説明するにあたって、投資や金融についてたくさんの知識が必要です。

しかし、全部の知識を説明していると膨大になってしまうので、本書の実績を紹介するという趣旨に沿って、資産運用に関する知識については必要な範囲で触れることにします。

そして、投資や資産運用についてはあくまでも自己責任でお願い致します。

本書を参考にした読者の方の投資について、本書の著者は責任を持つことができませんのでご了承ください。

<私の投資履歴と資産構成>

まず私の全体の投資履歴を説明します。

時系列に始めた順番を並べると以下のようになります。

2013年1月 FX(Foreign Exchange:外国為替証拠金取引)
2017年9月 暗号資産 bitFlyer(ビットフライヤー)
2018年1月 暗号資産 Zaif(ザイフ)
2018年4月 楽天証券・つみたてNISA
2018年5月 ロボアド WealthNavi(ウェルスナビ)
2018年5月 ロボアド 楽天証券・楽ラップ
2018年6月 ロボアド THEO(テオ) 
2021年7月 楽天証券・投資信託
2022年3月 楽天証券・国内株式

それぞれの投資ジャンルについての説明は後々やりますので、ざっくりこんな感じでやってきたというイメージで見てください。

自分で言うのもなんですが、はっきり言ってダメすぎると思います。

FXとか暗号資産など、資産運用としてとても難しいところから入ってますから。

資産運用というものに、最初はいかに無知だったかということがよく分かりますw。

この投資ジャンルの順番については、くれぐれも私の真似をしないほうがいいと思います。

今から見ますと、単純に興味のあるところからやっていったという感じでしょうか。

最初は、何か投資しないといけないかなと思って、友達がやっていた外貨預金が良さそうだったので調べ始めたのですが手数料が高く、それなら FX のほうがやりやすいなと思って始めたのでした。

単なる思いつきではなく、資産運用を始める前に資産運用の全体像を把握することが、いかに大切かというのが今なら分かります。

次に現在の資産ジャンル別の資産金額順に並べてみます。

以下は2022年10月15日時点です。

金額は、1000円単位以下切り捨てです。

楽天証券・投資信託 232万
楽天証券・つみたてNISA 128万
ロボアド WealthNavi(ウェルスナビ) 55万
FX(Foreign Exchange:外国為替証拠金取引)  55万
楽天証券・国内株式 34万
ロボアド 楽天証券・楽ラップ 31万
ロボアド THEO(テオ) 19万
暗号資産 bitFlyer(ビットフライヤー) 7万
暗号資産 Zaif (ザイフ) 5万

金額的には投資信託がメインで、つみたてNISA がサブといった感じになっています。

預金も多少ありますが、金利も低くお金はほとんど増えないので、本書では取り上げません。

資産ポートフォリオといって、株、債券、預金の比率とその中身までも含め、リスク資産と安全資産などに分けてその比率で管理するという分散投資の考え方もありますが、私はそれほど気にしてやっていません。

現在のメインの投資先となっている投資信託や つみたてNISA では、全米とか全世界とか全体の指数に投資するインデックスファンドの比率が多くなっているので、分散投資的にはなっているのです。

インデックスファンドについては、投資信託のところでもう少し詳しく説明したいと思います。

余剰資産があった頃、ロボアドや暗号資産を始めたのですが、余剰資産が途中で無くなってしまったので、それらは今はほったらかしの状態です。

ロボアドについてはこれからも資産運用の投資先として検討の余地があると判断していますが、暗号資産については現在時点ではこれ以上増やす気はありません。

以上が、私の資産運用状況の全体状況です。

これから各ジャンルごとの実績を紹介していきます。

紹介する順番は私が個人的に重要かなと思っている以下の順番です。

つみたてNISA
投資信託
ロボアド(ロボアドバイザー)
国内株式
FX(Foreign Exchange:外国為替証拠金取引)
暗号資産(仮想通貨)

もちろん、各投資ジャンルの重要性については最終的には各人でご判断ください。

運用実績については、すべての資産運用状況をほとんど毎日チェックしていて、各ジャンルごとの実績は、一週間に一度ブログに記録しているので、その数字をもとに実績を紹介します。

ブログにはかなりの量の情報があるので、ご覧になりたい方は本書の最後のほうでURLを紹介しますのでチェックしてみてください。

それでは、資産運用ジャンルごとに紹介していきます。

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