著者:上高地 仁
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891ものシンボル
が登録されています。しかし実際にIllustratorのアートボードに配置してみなければ、シンボルのアートワークがどのようなものかわかりません。ライブラリのアイコンでは簡単なイメージしか掴めないからです。
シンボルは作成したアートワークを保存して使い回すための機能です。しかしライブラリを利用すれば、最初から用意されているアートワークをそのまま使ったり、あるいは少し編集して新しいシンボルを作成することが簡単にできます。Illustratorのシンボルの機能を使いこなす秘訣は、最初からIllustratorに組み込まれているシンボルライブラリを活用することではないでしょうか。簡単にシンボルライブラリを一覧できれば、シンボルライブラリにどのようなアートワークが含まれているのかを手軽に知ることができます。
ライブラリの一覧があれば、使いたいシンボルを簡単にチョイスできます。そしてそれらを選択し、あるいは編集してアートワークをカスタマイズすれば、オリジナルのシンボルを簡単に作成できます。
最初にトピックとして、シンボルパネルでの作成方法と編集方法について解説してあります。シンボルの作成は難しくはありませんが、まず目を通していただければシンボルの基本的な使い方を理解していただけます。
またIllustrator CS4にはさらに2つのライブラリが用意されていました。「ネットワーク」と「書類アイコン」です。本書ではこれらのシンボルライブラリも巻末に収録してあります。Illustrator CS6/CCだけでなく、CS4以降のすべてのバージョンに対応しています。
iOSでは見開き表示が可能です。iOSの「画面縦向きのロック」をオフにし、Kindleアプリでも縦向きのロックを解除していただければ、見開きで表示できます。
Illustratorのシンボルライブラリを活用するために、是非手元においておきたい一冊です。
—目 次—
カタログを使う前に
シンボルパネルの使い方
3Dシンボル
Webアイコン
Webボタンとバー
お祝い
アートテクスチャ
コミュニケーション
チャート
ティキ
ドットパターンベクトルバック
ファッション
マッドサイエンス
モバイル
リーガルベクトルパック
レトロ
ロゴエレメント
光彩フローチャート
光彩リボン
光彩組織図
原始的
地図
家宝
寿司
明るいベクトルバック
暗いベクトルバック
矢印
自然
花
髪と毛皮
CS4のシンボルを使う
ネットワーク*
書類アイコン*
「*」はIllustrator CS4に収録されていたシンボルライブラリです。CS5で削除されたため、CS6やCCには含まれていませんが、シンボルカタログには収録してあります。またCS4の「花」に含まれていて、CS6とCCにはない2つのシンボルも収録しています。
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