【無料で読める】こしあんのたい焼き

悩みのトンネルをくぐり抜けると、私には「面白い人」という要素しか残っていないことに気が付いた。
私は真剣に「そうだ、哲学者になろう」とか小難しいことを考えていたのだが「人がこの世でよりよく生きるには、笑いが必要なのだ」という世紀の大発見をして、この本を書くことに決めた。

「こしあんのたい焼き」というタイトルは夫・よしペンがつけてくれた。彼は良い夫であり、良き相談相手でもある。

「なんでこしあんのたい焼きなのさ？」

私の質問に、良き相談相手はこう答えたのである。

「忘れた」

そう。理由なんて忘れたっていい。どうだっていい。大切なのはどうでもいいことに夢中になることなのさ。
本当はそれが一番大切だったりするのさ。
　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
Kindle作家・じゅんこ3の待ちに待った大爆笑エッセイ集「こしあんのたい焼き」ついに発売！！
この濃厚なエッセイであなたの人生おもしろおかしくなります！？