著者:山田 謙史
ページ数:54
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そして、「協業」はスモールビジネスを行う多くの事業家が、一度は検討するビジネスモデルだと思います。
本書では、「協業」というスタイルも優れた方法の1つであるということを、弊社の実経験を事例としてお伝えします。
一般的に「協業」というスタイルは、文化も価値観も規模も異なる会社との取組みとなることがほとんどですので、
協業をスタートすること自体が極めて難しいイメージがあるかと思います。
しかし、協業が成り立ちやすい事業を見極めることができ、
協業先と自社が納得できる関係を築くことができ、互いが提供する価値とニーズがマッチしていれば、
協業をスタートさせることは、簡単ではないかもしれませんが、実現不可能な程に困難なことではないと考えています。
協業で難しいことは、協業を継続し続けることです。
全く同じ協業パートナー、同じビジネスモデルの協業は存在しませんが、協業の一つのケースとして、
この本を手にしてくださった方にとって、弊社の協業の経験が、一部でも皆さまの参考になったり、
活用できそうなエッセンスがありましたら、大変嬉しく思います。
※本書の文字数は約20,000文字になります。ページボリュームを求められる方はご注意ください。
【目次】——————–
■はじめに
【第一章】「協業」パートナーシップを結んだ経緯
■協業を模索したきっかけ
■提案するきっかけ
■協業が難しい、長続きしないと言われる4つの理由
■協業に立ちはだかる2つの壁とその解決
■協業の実現
【第ニ章】「協業」パートナーから「ごぶごぶ」パートナーへ
■協業をやってみて感じた効果
■協業において普段から大切にしていること
■「協業」パートナーから「ごぶごぶ」パートナーへ
■「ごぶごぶ」の関係性の先にあるストーリー
■あとがき
■著者プロフィール
■著書の紹介
【著者紹介】——————–
山田 謙史(やまだ けんじ)
イエローテイル・オーシャン株式会社 代表取締役。1979年生まれ。
2002年4月、鋳物・建設・土木・化学品・燃料金属・機材・倉庫・不動産の事業を行う総合商社の大銑産業株式会社に就職。経理・総務・企画・人事の仕事に携わる。
2006年11月、独立・起業者向け雑誌「アントレ」、ポータルサイト「アントレNET」をメディアに持つ、株式会社リクルート アントレ事業部に入社。営業としてアントレ在籍中300社以上のフランチャイズ本部・代理店本部と関わり、さまざまなビジネスモデルを間近で見聞きし、また多くの起業家と出会う。
2010年4月、イエローテイル・オーシャン株式会社を設立。これまでの経験や顧客との関係性を強みに、スモールビジネスに参入。
現在はこれまでの事業展開を継続させる一方で、協業事業の範囲を超えて、全てにおいて対等な関係で、互いの会社を盛り上げようという「ごぶごぶ」のパートナーシップのあり方を突きつめ、進化した協業のかたちを求め挑戦中。
[HP] http://yellowtail-ocean.com/
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