【無料で読める】大切な人を亡くしたあなたへ贈る本: 悲しみを抱えながら、自己肯定感を高め強くしなやかに生きる考え方 生き方 (魔女の庭文庫)

～以下、本書「はじめに」より～

この本には、私が悲しみを抱えながらギリギリに過ごした日常が書いてあります。
大切な人が亡くなった日から「何を思い」「どんな感情で」「どんなふうに毎日を生活していたのか」が書いてあります。
良いとか悪いとか、正解とか間違っているなどを押し付けるわけではありません。

なんだ、そんな事しか書いてないのかと思われましたか？「悲しむあなたの涙が今すぐ止まるハッピーライフルーティーン」こんな本が良かったでしょうか？

ではなぜ、具体的な方法が書いていない本を、わざわざ書こうと思ったのか。
それは「当時の私が一番欲しかった本だから」です。

【大切な人を失う。これと同じ経験をした人が、どうやってその先を生きたのか知りたい】

これこそが、十五年前に悲しみのドン底で泣く私が一番欲しかった情報なのです。
誰に聞いても答えてくれず、何を調べても載っていない、だけど一番知りたい事でした。
そんなわけで、もしかしたら同じ思いのあなたと、当時の私に向けて、書き綴りたいと思います。

もし今あなたが、悲しみのトンネルに立って泣き崩れているのであれば、大切な人が居ない世界を私がどのように過ごしたのか読んでみてください。

少しでもあなたが抱えている悲しみに寄り添えますように。

ぐで