【無料で読める】990点満点ホルダーが教えるTOEICL＆Rテスト990点満点を取る技術 : 900点を超えてからの７つの習慣本当に使える英語力が身につく勉強方法を教えます

私は今でこそ、TOEIC L＆Rテスト（以下、TOEIC）でスコア990（満点）を取ることができましたが、実は、TOEICでスコア920を取ってから、TOEICで挫折を経験しています。
TOEICでスコア920を取った私は気を良くして、スコア990を目指し「TOEICの勉強」を続けていました。数ヵ月の間、TOEIC以外の他のことを一切犠牲にし、「TOEICの勉強」漬けの日々を送り、990を目指してTOEICに挑戦したものの、結果はスコア875に終わりました。

なんと、逆にスコアを落としてしまったのです！誤差範囲のスコアだと思い、その後も再びTOEICに挑戦しましたが、結果は同様でした。

数ヵ月の間もTOEICの勉強のみに費やしてきた私は、これまでのように勉強した分だけ努力がスコアになって報われると信じていましたので、この結果に愕然とし、しばらくペンを握ることができなくなってしまいました。当然、TOEICの勉強も手につかなくなってしまいました。

私はTOEICのスコアがさらに落ちることを覚悟の上で、TOEICから一度降りる決心をしたのです。ただ、「TOEICの勉強」は一度止めてしまったものの、英語自体は好きでしたので「英語の勉強」は止めることなくこれまで続けて来られました

そして、「英語の勉強」を続けて数年が経過したある日、再びTOEICに挑戦してみたいと思うようになりました。これまでにずっと続けて来た「英語の勉強」で身に付けた英語力を試してみたいと思うようになったのです。

数年振りに受験したTOEICでは、なんと、スコア990をいとも簡単に取ってしまったのです！
私は確信しました。TOEICでスコア990を目指すのに、一度TOEICの勉強を止めたのは正解であったのだと。

ずっとTOEICの勉強だけを続けていたらきっとスコア990を取ることはおろか、膨大な時間を浪費するだけになってしまったと、今では思っています。本書では私が、TOEICへの挑戦で一度挫折をしたものの、最終的にスコア990を取るまでに至った英語学習における７つの習慣と考え方を紹介します。また、スコア990を取るまでに続けていた私の英語学習方法も公開します。