著者:Seichang
ページ数:69

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この作品は「サラリーマンが将来開く宝箱」シリーズの第3巻です。
突然ですが、あなたはいくら借金をしていますか。

10万円、100万円、1000万円……、それとも1億円?

いきなり借金をお伺いして大変失礼いたしました。

私が先にお答えしますね。

私の借金は、現在、2億406万円です。

職業は銀行員です。現在、休職中です。
ビジネスオーナーでもなく、会社役員でもなく、医師・弁護士・会計士のような師士業でもなく、従業員です。

従業員なのにそんなに借金しても大丈夫?と思われるかもしれませんが、私はあまり心配していません。

実はこの借金、2棟のアパートに対する借入です。

私がはじめて不動産に投資したのが4年半前です。4人目の子供が生まれる少し前でした。その頃は仕事が本当に忙しく、一番大事な家族をないがしろにしていました。そんな生活から一刻も早く脱却したいと考え、理想の不動産を必死に探しはじめました。

結局、短期間で2棟のアパートを立て続けに購入しました。借金はそのときできたものです。当初の借金は2億2990万円でした。
多額の借金を背負うことについては、あまり抵抗はありませんでした。それは、職業柄、借金のリスクと不動産投資の「力」を熟知していたからに他なりません。

このような不動産投資の話を知人にすると、是非やり方を教えて欲しいと言われます。その求めに応じて、やり方や考え方を説明するのですが、実際に行動される方はとても少ないです。

不動産投資は基本を押さえておけば、あなたの収入を増やし、健全な資産形成を手伝ってくれます。しかも、一度つくってしまえば、普段はほとんどやることはありません。今の仕事を邪魔されることはないのです。入居者の募集は不動産会社がやってくれます。お金も普段はあまりかかりません、むしろ貰えるくらいです。

にもかかわらず、実際に行動される方は少ないのです。

なぜか。

それは借金をすることが怖いからではないでしょうか。
これは親や親族も同様です。借金自体が「悪」であり、「わざわざ借金のリスクを負うなんて、信じられない!」というようなスタンスで、どうにか思いとどまらせようとしてきます。

本書では、不動産投資に興味があるが二の足を踏んでおられる方に、不動産投資の考え方を私自身の実体験に基づきご説明させていただきます。

因みに、本書は、不動産投資での独立や、FIREを目標にしたものではございません。結果的にそうなれば良いですが、あくまで今の仕事が主であり、不動産が従のスタンスです。

というもの、私は何十棟も不動産を持っているわけではありませんし、不動産だけでFIREできるほどのキャッシュフローも持ち合わせておりません。
ですが、私が行っている不動産投資はリスクをコントロールできる範囲内の規模で安全だと考えております。
このような私の事例は、初めて不動産投資を行おうとされている方にとって身近に感じていただけるのではないでしょうか。

第1章では、「不動産投資へ向かう原動力」ということで、不動産投資の動機についてお話させていただきます。

第2章では、「借入なんて怖くない⁉」ということで、不動産投資のための借入はそんなに怖くないという話をさせていただきます。

第3章では、「私の不動産」ということで、私の所有する不動産の概要を公開させていただきます。「普通の不動産投資はこういうものか」と思っていただけると幸いです。

それでは、これからはじめていきます。よろしくお願いします。

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