著者:朝来 ゆみか
ページ数:137

¥752¥0

本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。

収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。中には、あなた好みのストーリーが見つかるはず。

本書では「書店」にまつわる、書店内や、本にまつわるエピソードを掲載しました。
本好きな方なら、感情移入できるお話がきっとあります。

<掲載エピソードの一部>
「I love you」
「本が好きだから、作家になりたい」そう考えていた主人公。本が好きになったのは、古書店を経営していた祖母の影響。たくさんの本に囲まれて育ってきた彼は、作家になるという夢に向き合いつつ、幼少期のことを思い出すのだった。

「手紙」
本好きだった母の背中を見ながら育った主人公。彼女が「読みたい」と思った本は自宅の本棚に入っていて、その本には亡き母からの手紙が挟んであった。その手紙に従って本を読み続けていくと…。

「思い出は棚のどこかにある」
本が好きだという理由で、書店でアルバイトをしている主人公。そんな彼女が受けた問い合わせは「思い出の本を探してほしい」というもの。その本を調べてみると、すでに絶版になっていたが…。

●執筆陣
猫屋ちゃき 「君へのエール」
澤ノ倉クナリ 「意味の消失、僕の再生」
石田空 「思い出は棚のどこかにある」
楠谷佑 「さよなら、三毛猫書店」
烏丸紫明 「祖母の古書店」
遠原嘉乃 「灰色のシャッター」
金沢有倖 「君の棲む世界」
溝口智子 「きっと、この世界へ」
新井輝 「取り置きされたままの一冊の本と」
朝来ゆみか 「人生を買いに」
杉背よい 「手紙」
迎ラミン 「文具売り場の手塚治虫」

●イラスト
はしゃ

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