著者:石塚達也
ページ数:31

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副業、起業、働き方改革。労働をして収入を得ようとする生き方はここ数年で随分様変わりしました。

しかし、モノやサービスを売って対価を得るというビジネスの基本は変わっておりません。起業しようが働き方を変えようが、あなたが売っているモノやサービスが売れない限り、あなたに収入が入ってくることはないのです。

どうしたらモノが売れるのか? その要素はいくつもあります。デザイン、性能、口コミ、立地、市場の大きさやニーズなどなどです。そんな様々な要素の中に、キャッチコピーがあります。同じ商品でも、その紹介の仕方ひとつで売れたり売れなかったりするんです。

あ、誤解のないように言っておきますが、キャッチコピーだけでどんなモノでも売れるようになると言ってるのではないですよ。何をしたって売れないモノは売れないし、勝手に売れていくモノは売れていきます。コピーは、そういった「モノが売れる要素」のひとつにしかすぎない、と言ってるのです。

しかし、それでもコピーは大切です。なぜなら、一度作ったもののデザインを変えたりするのは大変だし、ましてやお店の立地などそう簡単に変えられません。ましてや市場の規模やお客さんの口コミなどは売り手がコントロールできるわけもなく、ギャンブル的な要素も多いのが現実です。

そのなかで、キャッチコピーだけは他の要素とは違っています。簡単に変えられるし、たとえ売れなくてもいくらでもあとから変えられるからです。しかも言葉をひねり出すだけだから、文字が書けて読めればOK。リスクは限りなく低く、しかもコピーひとつで商品がバカ売れすることもないとは限りません。

だから、もしあなたが何かを売ろうとしているのなら、コピーを書く能力は必須です。というか、コピーを書けないと、ライバル達に先を越され、置いてきぼりを食らってしまうでしょう。

本書は、そんなキャッチコピーの書き方について例を挙げつつ極力シンプルに説明し、どんな初心者の方でもご理解できるように書かれた入門書です。ぜひ一度お手にとっていただき、皆様のビジネスの発展につなげていただければ幸いです。

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