著者:岡田 喜秋
ページ数:202

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旅行雑誌『旅』の名編集長が平成に残した山と旅の珠玉の紀行文集

旅行雑誌『旅』の元編集長で、紀行作家としても知られる岡田喜秋さんが、
平成時代30年間に書き記した山と旅行の紀行文集。

第1部のテーマは「変わりゆく山河」。
大杉谷の再探訪での印象や、翁峠に秘められた故事の探求、安曇野の今昔物語など、
登山者にも身近な山岳・山村に対する思いを紹介する。

第2部のテーマは「名残の秘話」。
信州の最北にひっそりとたたずむ野野海池と信州の南端にある深見池の探訪録や、
物語のある鎌倉、京都、柳生の里の旅行記録など、
昭和・平成にも意外に語られることのなかった山路のエピソード集。

第3部は「郷愁の山路」。
筆者にとって、今も忘れえぬ情景がよみがえる地、高尾山、西沢渓谷、金時山等、
登山者になじみ深い人気の山の魅力を円熟の筆致で表現。

平成年間における山と旅に関するさまざまなエピソードを紹介し切った一冊。

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