著者:信本一樹
ページ数:79

¥250¥0

はじめての大きな病気・怪我・入院で親・義親の介護が気になりだしたら・・・介護と法と親族トラブル

・どんなことに気を付ければいいの?
・介護と法律なんて関係あるの?
そんなあなたに読んでいただきたい1冊です。

ある日突然訪れる認知症や介護の問題。
「その時」が来てあたふたする前に、本書を読んで準備だけしておくのはいかがでしょうか?
常日ごろから実務と向き合う敏腕行政書士の書下ろし本です。

【目次紹介】

まえがき

第一章 介護生活に潜む見えない法務リスクとは
・急な介護スタートによる準備不足
・事例1 介護者が交代するかもしれない事を想定しなかったトラブル
・事例2 介護資金の管理のトラブルから深い溝ができてしまった事例
・法律、制度が邪魔をする場合とは

第二章 法・制度とライフステージの関連について
・法律とライフステージ

第三章 介護保険制度って?
・介護生活の強い味方、介護保険制度の概要
・認定結果を確認する

第四章 ケアマネージャーって?
・頼れる介護の専門家

第五章 介護保険のサービスと施設の種類
・自宅で受けることができるサービス
・施設に通所して受けることができるサービス
・福祉用具のサービス
・住宅改修費の補助

第六章 認知症対策の予防法務
・①成年後見制度~成年後見制度の仕組みについて~
・②民事信託を使った認知症対策

第七章 幸せなアフター介護のための相続対策
・①遺言書について
・②エンディングノート

あとがき ~法律、制度を味方につける介護~
・法律、制度はうまく利用すると結果が本当に違います

【まえがきより抜粋】
みなさま初めまして、まずは本書にご興味をお持ちいただきましてありがとうございます。
私は、大阪府吹田市で行政書士という仕事をしております信本一樹(のぶもとかずき)と申します。

2007年に「街の法律家」と呼ばれる行政書士という国家資格を取得し、2009年から民事法務とよばれる分野とりわけ相続や成年後見、離婚などの業務を中心に活動しております。

本書では、「介護」をテーマにお話しさせていただいていますが、介護保険制度や介護の方法または介護施設の情報などについては、少しだけ取り上げて、「介護に起因して発生してしまう法務面でのトラブル」を主なテーマとしてお伝えしたいと考えて執筆しております。
私たちが日頃お会いするお客様のお話をお聴きすると介護生活中の準備不足が原因でその後もずっとお困りの方が多くいらっしゃいます。
とりわけ「相続」や「認知症」などは困った事になってしまってからでは、出来る事が限られます。
身内の介護が始まったときに、どれだけ法務の知識があるかによって結果は全然ちがったものになります。

(中略)

この様に介護生活をイメージすると色々と不安になってきますよね。
「介護そのもの」については、色々な不安を抱えている介護者様たちのために、介護福祉士や社会福祉士、ケアマネージャー、地域の社会福祉協議会などの「介護の専門家」が様々なサポートを行っております。
ではなぜ私、「行政書士」が介護をテーマに本を書いているかといいますと、介護には「介護の専門家」が把握できていない、もしくは把握もしているし実際に介護をしている方から相談は受けているがどうすればいいかわからない「法」に関するトラブルが多く潜んでいるからです。
本書をお読みいただく事で、介護に基因して発生したり激化したりする「法」に関するリスクを知っていただく事が出来ます。
そして、そのリスクを顕在化させないまたは顕在化しても対処することが出来るようにするための対策も知っていただけます。

「法」に関するトラブルにしっかり備えて、介護中に余計な苦労をする事なく、介護が終わった時にも平穏に暮らしていけるよう、街の法律家・予防法務の専門家といわれている「行政書士」を仕事としている者としてみなさまに介護と法についてお伝えしたいと思います。

【スタッフコメント】
相続や認知症などは、困ったことになってしまってから対処するのでは遅いものです。
本書で最低限の知識を身に着けておくことによって、多くの人が経験することになる「その時」に焦らず、冷静に対処できるようになるのではないでしょうか?
将来的に親、義親の介護が必要になるかも、と考えているすべての方におすすめの1冊です。

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