著者:あさぎり
ページ数:22
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しかし相手にしっかりと抑えられたような状態では、力を発揮しようとした瞬間に、ただの腕力のぶつかりあいになってしまう。(表紙イラスト上参照)
こんな方は多いのではないでしょうか?
鞭のような動きで相手とぶつからない大きな力を出すためには、
・関節のアソビが無くなり全身の力が繋がっている
・中心軸に弓のような強い弾力がある
・手足の筋力をエネルギー源としない
必要があります。
少し実験におつきあいください。
正座から片足を踏み出してゆっくりと立ち上がります。
①表紙下のイラストのように踏み出す足の膝の上に、両手を置きます。(くたびれている時にヨイショ!と立ち上がる時のように)
そのまま、膝に上半身の重みをかけながら立ち上がりましょう。
この時の感じを覚えておいてください。
②次は、膝の上に両手を置かずに、足の筋力だけでゆっくりと立ち上がってみてください。
どうですか?
けっこうキツイのではないでしょうか?
でも不思議です。
筋力的にキツイ立ち上がり動作なのに、さらに手のひらで上半身の重みを加えています。
そちらの方が楽だなんて⁉
このあたりに鞭の動き(勁力)の秘密があります。
私たちの身体は知っています。
筋力ではなく重力で動いた方が合理的であることを。(上の例なら①は重力、②は筋力です)
ちなみに
立ち上がる時に足裏で床を押すと同時に、足裏を床から引き上げようとしてみてください。(逆方向同時の力のぶつかりあいになります)
どうでしょう?
両手で膝を押した時と同じように、楽になりませんか。
本書では、筋力ではなく重力で「鞭のように身体を動かすコツ」をご紹介いたします。
本書の内容を身につければ、鞭のような動作で相手とぶつからずに動くことができるようになります。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
本書が皆さんのお役に立てば嬉しいです。
あさぎり
※本書の内容を試すにあたっては、体調や周囲の状況に応じて、無理なく安全に行なわれるようお願いいたします。
【内容】
第1章 関節のアソビを無くし全身を繋ぐ
1-1関節のアソビを無くし全身を繋ぐ
1-2 間接のアソビが無くなると楽になる。
1-3この段階は混合力
第2章 弓の弦のような中心軸をつくる
2-1 弓の弦のような中心軸をつくる
2-2 中心軸からの力で腕を跳ばす!
第3章 逆同時動作で手足の筋力を抑制する
3-1力み対策
3-2 逆同時動作とは?
3-3強く抑えられた腕を跳ばす
3-4 腕を伸ばした状態で重いものを浮き上がらせる
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