著者:野本 卓
ページ数:48

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「お金って刷ることが出来るハズなのに、なんで皆お金が無い無いって言ってるの?」
このような子どもの質問に対し、あなたはどのように回答しますか?

「日本は財政破綻しそうだから、これ以上借金出来ないんだ」など、そのような回答をしますか?
失礼かも知れませんが、これは日本経済の実態に沿った回答ではありません。
本書を読めば、その意味をご理解いただけるでしょう。

本書は主に教育関係者の方々が、危機と言われる日本経済の現状を正しく子ども達に伝えるために、
その必要事項を著したものです。
また、現在の日本経済は何がおかしいのか?そのポイントをきちんと伝えられるよう、
そして子ども自身が読んでも理解出来るよう、内容を精査した上で可能な限り分かり易く説明しています。

政治経済を教える立場にある教育関係者の方々、日本経済の現状を知りたいという方々のお役に立てると幸いです。
また、これから日本経済を背負って立つ子ども達に、本書の内容を理解していただけることを願って止みません。

<目次>
【第1章】はじめに
【第2章】日本の財政破綻はあり得ない!
 2-1.財政破綻した国家
  2-1-1.財政破綻の道筋
  2-1-2.財政破綻国家の共通点
  2-1-3.外貨を手に入れるには
 2-2.日本は何が違うのか?
【第3章】消費税増税などは必要なのか?
 3-1.プライマリーバランス黒字化目標とは?
 3-2.どこがPB黒字化目標を推進しているのか?
 3-3.消費税は直接税!?
 3-4.増税は景気後退のもと
【第4章】不景気から脱却するには
 4-1.国債を発行して財源を賄う
 4-2.積極財政
【第5章】おわりに
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