著者:澄 允
ページ数:124
¥15,000 → ¥0
○ 素人が投資するには投資信託が一番!
○ 日本国内では高い利率は望めない!
○ 世界のどこかには必ず成長市場がある。
○ 投資信託は常に利率の良いものに乗り換えていかないといけない。
○ 投資信託と言えども1点買いは危険。組み合わせて買うべし。
○ 日本から海外に投資するには香港を通すのがベスト。
どれも当たり前のことだが、当たり前のことを当たり前にやるのが投資成功への道であり、これが意外と難しい。
本書は私がポートフォリオボンドを始める時に苦労した点が実例(書類の記入例など)付きで解説されている。数年前のものなので今は変わっている点があるがポートフォリオボンドの仕組みや手続きの多くは今も同じである。
本書をよく理解した上でポートフォリオボンドの取次ぎ店に質問すれば丁寧にサポートしてもらえるのでほとんどの人は取り組むことが出来ると思う。それでも海外への投資は国内の証券会社の投資よりはるかにハードルが高いので覚悟を持って取り組んでほしい。それから近年では国内の証券会社や銀行も割りと優れた投資信託を提供しているので是非比較して欲しい。人によっては手間隙を考えたら国内の証券会社の方がいいと考える場合もあるはずだ。
本書は今流行の月々積み立て型のファンドについて書いている。私の買っているファンドは途中で積み立てを中止することもできるので安心感がある。しかし、リスクも知っておいてほしい。私が利用しているポートフォリオボンドは最初の1年半に入金したお金が運用元本となるので満期になるまで引き出すことができない。しかし、1年半以降に入金したお金は同じように増えていくし、引き出すことも可能になる。そして引き出す時にもリスクがあるのだが現在は引き出すのに1万円支払う必要がある。これは運用金を確保し、途中での引き出しを最小にするための措置なのだが、入金してすぐに引き出すと利子と払うお金がプラスマイナス0になってしまうのでなんの意味もなくなってしまう。しかし、人生は何が起こるかわからないので、突然、収入が減ったりした場合、お金を引きだしたりすることもありえる。それは柔軟に対応して欲しい。
あと、これを書くと嫌われそうなので恐ろしいが、私は無責任なことをいいたくないので注意書きとして書いておくがポートフォリオボンドは現在、毎月10万以上貯金できてますよ。という方が取り組むべきだ。いくらポートフォリオボンドが究極までリスクをヘッジした商品であると言っても、例えば、貯金の全てをポートフォリオボンドに投資するのはリスクが大きすぎる。投資は自分の貯金の半分までというのが私の考えである。あとはしっかり貯金するか、金にかえておく方がいい。
最後に書いておきたいのが今時、1億程度では夢のリタイア生活なんてできないよという方に対してである。おっしゃる通りだ。しかし、それは国内の場合だ。物価が安く、生活も便利な海外移住を考えれば、1億でリッチなリタイア生活をすることができる。ご存知の方も多いだろうが現在、若年リタイアが増えている。その後の移住先として今、最も人気が高いのがマレーシアだ。しかし、マレーシアは人気が高くなりすぎて、首都になるとマンションも高いし、暮らしにくくなってきているので、首都から少し離れた所やまた他の国も検討してみるとよいと思う。また、それ位の資産があれば、毎月配当型のファンドで暮らすのもいいだろう。それにも技術が必要だがここでは割愛させていただく。毎月配当型のファンドに5千万も入れれば、贅沢は出来なくても暮らしていける。それで国内で好きなことをやりながら悠々自適の生活を送るのもよいだろう。
あと、最初の方に免責事項が記載してある。ここには記載するゆとりがないので、本書の購入を検討される方は試し読みで確認していただきたい。
目次
1章 私の失敗談
2章 ファンド(投資信託)って何だろう?
3章 日本の低すぎる金利
4章 投資の動機
5章 外国に目を向けてみる
6章 オフショアとはなにか
7章 優良な海外ファンドは,日本で購入出来るのか?
8章 日本人に人気の元本保証型ファンド
9章 元本保証型ファンドは無敵か?
10章 HSBC香港に国内からの口座開設に挑戦!
11章 パスポートの取得
12章 香港上海銀行の口座開設申込み書のダウンロード
13章 香港上海銀行口座開設申込み書翻訳
14章 香港上海銀行口座開設申込み書翻訳その2
15章 香港上海銀行口座開設申込み書 International_Application(国際申請書) 翻訳
16章 サインの認証
17章 パスポートの認証
18章 新生銀行口座開設
19章 新生銀行英文残高証明書の発行
20章 KGI証券
21章 投資家の必須アイテム,モーニングスター
22章 モーニングスターを使いこなせ!
23章 ファンドの種類とファンドのリスク
24章 究極のリスクヘッジその1 ドル・コスト平均法
25章 ドル・コスト平均法と組み合わせてリスクをヘッジするポートフォリオボンド
26章 ポートフォリオボンドを購入できるIFAを探す
27章 普通のサラリーマンが1億円貯められる方法
シリーズ一覧
- 同シリーズの電子書籍はありませんでした。
この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。










