【無料で読める】うつ病は「こころの風邪」じゃない！: 東大卒引きこもり系女子、社交的なフリを続けてうつ病になりました。

そのために必要なのはなにより「うつ病の実際」を詳しく伝えることだと考えました。
この本では、うつ病に関する誤解やうつ病の人への対応について、自らの経験を基に、
できるだけ詳細に、そして少々理屈っぽく綴っています。

「うつ病は思考力や記憶力が落ちる脳の病気」
「善意の『こころの風邪』に、多くのうつ病当事者が苦しんでいる」
「うつ病には〇〇が良い」は、必ずしも正しくない

……誰が読んでも、初めて知ること、共感できること、役立つことが、きっと見つかる、
そんな本にしたいと思って全力で書き上げました。
本書を特に以下の方々におすすめいたします。

・うつ病の方（＊）
・うつ病患者が身近にいる方
・人間関係に困難を抱える方
・現代の社会に息苦しさを感じる方
・発達障害やHSPの傾向がある方
・ペットと暮らしている方
（ペットとの交流についての記述があります）

《目次》
はじめに
１章　なにかがおかしい　　―発症―
２章　コースアウトと悪あがき　　―１度目の休職―
３章　ヒトが苦手なヒト　　―むかしばなし　その１―
４章　潰した饅頭エトセトラ　　―むかしばなし　その２―
５章　迷走する就活生　　―むかしばなし　その３―
６章　人生いろいろ性格もいろいろ　　―うつ病と性格について考える―
７章　キャッチコピーの光と影　　―「こころの風邪」について考える―
８章　こころなのか脳なのか　　―精神疾患をとらえなおす―
９章　うつ病二十面相　　―うつ病の多様な症状―
10章　おばけなんてないさ　　―うつ病を恥とする風潮―
11章　言わぬが花　　―病人にかける言葉とは―
12章　百害あって一利なし　　―うつ病患者に投げかけられる言葉たち―
13章　戻ってはきたけれど　　―休職からの復帰―
14章　うつ病万事対応がキモ　　―誰もが働きやすい職場―
15章　サバイバル＆リバイバル　　―人生の再出発―
番外　デグーのチョロのこと
おわりに

（＊症状が強く出ている方は、一定程度改善してからお読みになることをおすすめします。）