著者:加藤諦三
ページ数:185

¥477¥0

五歳の子どもに、三十歳のビジネスマンのような生き方はできない。
しかし「五歳児の大人」は、何の責任も負うことなくチヤホヤされていたいと
願いながらも、「大人として」生きなければならないのだ。大人になりきれない人にとって、
自信もなく、人を許せず、軽蔑を恐れながら過ごす日常は辛い。それに振り回される
まわりの人もまた、辛いはずだ。

本書は、大人のフリに疲れた人の困った言動とその原因を分析し、今より心豊かに、
人に優しく、満足感をもって生きるための方法を、自身も「五歳児の大人だった」
という著者が説き明かす。彼らを上司や同僚、家族や友人に持ってしまった人たちにも
役立つ心理学。

「最近の日本の親は五歳児の大人が多い」「五歳児の大人を救う3つの条件」
「幼稚さを認める勇気を持とう」など、現代社会の問題点や問題解決のための
具体的アドバイスを満載した人生論。

『「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学』を改題。

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