著者:金子清和
ページ数:179
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どのような方法でも結婚は可能ですが、神に結婚を導いてもらうことは、恋愛に成功し結婚しても離婚と不倫にさいなまれる現代の結婚の実状を考えても、とても賢明な選択と言えます。
私たち人間には様々な限界があります。限られた世界に生き、活動範囲も交友範囲も限定されています。能力に限界があり、未来は見通せません。可能性や危険性を見抜く洞察力も限られています。しかも、人は程度の差こそあれ、誰でも物事を偏って見ています。また、精神力にも限界があり、常に理性で行動することはかなわず、感情で決断・行動し、時には悪に誘惑されることもあります。また、たとえ理性で行動しても知性に限界があり、失敗や間違いを犯します。人はこのような限界の中で、良い相手を探し見極め、その人との結婚に強い理由と確信を持たなければなりません。失敗の度に離婚と再婚を繰り返せば良いというものでもありません。結婚はあなたが相手と人生の全てを共有することです。あなたにとって都合の良いことだけでなく、都合の悪いことも共有することになります。そしてそれはあなただけでなく、もし子供が与えられたらその子供達に、また、時には実家の家族にも影響を及ぼします。また、結婚は精神的・霊的なものでもありますから、結婚の失敗から人は精神的・霊的にダメージを受けます。
一方、神には以上のような限界が一切ありません。例えば人の場合、恋愛結婚でしたら本人の人脈と行動範囲内で、また、お見合い結婚でしたらその紹介相手のそれらによって結婚相手が選択されますが、神はあなたの結婚相手を広く世界中から選択できます。また、人の目には見えない心の深いところ、霊性、家族関係、人間関係、あなたとの適正、未来の可能性、発展性、本人でさえ忘れてしまっている過去等も神には見えます。また、神は人と違いものごとを偏り見ることがありません。また、神は感情に流されることも悪に誘惑されることもなく、常に優れた理性と知性をもって行動します。そして、神はあなたを愛しあなたに幸せになってもらいたいと誰よりも願っており、また、あなたのすべての必要に答えることのできる方なのですから、神にあなたの成長を助けてもらいつつ、神に最良の結婚相手との出会いを導いてもらい、「神様に結婚を導いてもらったから、この結婚は絶対に大丈夫!」という強い理由と確信を持って結婚に臨むことが最善なのです。
私たち夫婦はこのようにして結婚することを「神アイ結婚」と呼んでいます。「神アイ結婚」とは私たちの造語で、「アイ」は「愛」と「会い」をかけています。つまりそれは、「神の愛の内に、最善の人と出会い結ばれる結婚」を意味しています。
聖書には、私たちが本当に幸いな人生を歩むために必要な知恵と知識が記されています。そして幸いな人生には、神による結婚の導きも含まれています。ですから、神に結婚を導いてもらうには単に聖書を読んでその勧めに従うだけで良いのですが、聖書は分厚く、分かりにくい箇所もあり、読破するだけでも数ヶ月はかかります。それで本書では、聖書になじみの少ない人でも直ぐに実践できるように、神に結婚を導いてもらうためになすべきことを5つのルールにまとめて紹介しています。
この5つのルールはどれも、聖書が教える真理を反映する奥深いものですが、同時にとてもシンプルで誰にでも出来るものばかりです。また、それらを学び実践していく中で、幸いな結婚生活に必要不可欠な、自分自身を成長させ整えることも自然となされていきます。また、それは年齢や健康状態等の環境や状況に拘束されることもありません。神はそれぞれが置かれた環境や状況に応じて、最適な方法で結婚を導きます。例えば「氷点」の著者、作家三浦綾子さんは脊椎カリエスで13年ほどギブスベッドに釘付けの生活を送りましたが、その病床の中でイエス・キリストを信じ、その後素晴らしい男性と出会い結婚しました。奇跡的な退院の後も様々な病気に見舞われましたが、夫に支えられながら、聖書のメッセージを伝える素晴らしい作品と高尚な生き様をこの世に残しました。また、映画「ナルニア国物語」の原作者C.S.ルイス氏は、最初は徹底した無神論者でしたが後に聖書の神を信じその教えに従うようになり、この作品を書きました。アスランはイエス・キリストを表しています。彼は長らく独身でしたが58歳で結婚に導かれ、大変祝福された結婚生活を送りました。その結婚の素晴らしさは後に映画化されたほどです。
神を信じ聖書の教えに従って生きて行く人々には、奇跡と思えるような人生が開かれて行きます。そこに例外はありません。神は人を偏り見る方ではありません。誰であれその様に生きて行くとき必要は満たされ、良いものが与えられると、聖書は約束しています。
「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、だれが石を与えるでしょう。また、子が魚を下さいと言うのに、だれが蛇を与えるでしょう。してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。」マタイの福音書7章7-11
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