著者:石和 実
ページ数:84
¥290 → ¥0
ひきこもりに向けて送るメッセージ。
ひきこもりの気持ちは誰にもわからない。
誰にも相談できない。
誰にも理解してもらえない。
誰にも助けてもらえない。
そのことを僕は知っている。
そのつらさを僕は知っている。
ひきこもりから脱出するために、
どうやって生きていけばいいのか。
誰も教えてくれません。
だから僕がこの本を書きました。
―どうかひとりで悩まないで下さい
ぼくもひきこもりでした
はじめに
第一章 ひきこもりの君は傷ついている
ひきこもりとは
「甘え」ではなく「怯え」
君が動けないのは
人間として弱いこと
君だけが弱いわけじゃない
今の君の弱さとは
心の傷
ひきこもりの君は傷ついている
第二章 君の心の傷は癒される
心の傷とは
なぜ傷ついてきたのか
自分で傷を癒す
人に傷を癒してもらう
よい人に巡り合う
人生は心の傷を癒す旅
第三章 君は癒されて初めて頑張れる
なぜ頑張れないのか
頑張る前に癒されること
許さない人の声を聴かない
頑張らなくていい、癒されよう
第四章 君に必要なのは居場所
社会復帰について
居場所があればいい
人としての生き方を学ぶ
社会とは玉石混交
悪い人とは付き合わない
良い人に囲まれるように生きるために
人間として成長する
第五章 君の苦しみは誰かの救いになる
僕がカウンセラーになったワケ
カウンセラーとしての僕
君の苦しみは誰かの救いになる
譲れない想い
第六章 君がこれから生きていくために
終わりに
[著者より]
この本は、僕がひきこもりから
脱出できたことを振り返り、
ひきこもりの方に向けて書いた本です。
ひきこもりが誰にも理解してもらえずに
苦しんでいることを前提に、
その苦しさをどう扱っていくのか、
僕自身の体験から書かせていただきました。
ひきこもりの心理や考え方について
きっと共感していただけると思います。
また、ひきこもりの家族や友人の方、
ひきこもりの問題に関係する方々にも、
ひきこもりの実情を理解していただく上で
きっと役に立つと思います。
■著者情報■
1977年生まれ。
25歳からうつ病を患い、転職を繰り返しながら社会生活を送るも挫折。
30歳から33歳までの約3年間、自室でのひきこもりを体験する。
ひきこもりの間、家族に迷惑をかけることを悔い、自分を責め続ける日々を送る。
ひきこもり3年目、自責の念にとうとう耐えられなくなり、一念発起して社会復帰を目指す。
しかし、就職活動にて50社以上に断られ続け、最終的に自殺を決意。
その時、偶然の一本の電話により命を取り留め、社会復帰をすることができた。
その後、社会生活の中において、元ひきこもりがどのように社会に対応していくべきかを学び、体験し、ようやく社会生活に適応することができるようになり、現在に至る。
現在は自身のひきこもりの経験を活かし、「ひきこもりは何を考えているのか」
「ひきこもりにはどう接するべきなのか」を、ひきこもり相談カウンセラーとして、
ひきこもりに悩む家族へのカウンセリング活動をおこなっている。
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