著者:牧野武文
ページ数:89

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レトロハッカーズ第30巻。
昭和20年8月6日午前8時15分、広島市に米国のウラン爆弾が投下された。一発の原爆で広島市は全滅した。このウラン爆弾を製造するプロジェクトは、マンハッタン計画と呼ばれた。20億ドルの予算が投じられ、45万人の科学者、技術者が動員されるという国家プロジェクトだった。一方、理化学研究所の仁科芳雄も原爆製造の研究「ニ号研究」を進めていた。こちらはたった20名の研究プロジェクトだった。ウラン鉱石の確保、ウラン濃縮といった数々の難題に直面し、最終的には「原爆は日本にもつくれないのだから、米国にもつくれるわけがない」という恐るべき結論に達してしまう。物資不足の中で、原爆をつくろうとした仁科芳雄の物語。
図版31点収録。

目次
U234に積みこまれた謎の積み荷
世界中の科学者が熱中した“超ウラン元素”づくり
莫大なエネルギーを放出する核分裂反応が発見される
研究者の楽園、理化学研究所
日本でも始まった原爆研究「ニ号研究」
福島県石川町から掘りだされたウラン鉱石
ウラン濃縮でつまづいたニ号研究
45万人が動員されたマンハッタン計画
ないことにされた“米国の原爆”
広島に投下された米国の新型爆弾
“人格”で負けた仁科のニ号研究

2014年4月2日第2刷発行:
誤字脱字を訂正しました。

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