著者:青木俊郎
ページ数:193

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生き残る投資家に共通する“脳内ルール”!
相場は人の感情で動き、自分の感情を制する者が勝つ

たとえば一般的に、投資家は「売りよりも買いから入る」人が多い。また「買い方は売り方よりも積極的な行動をとりがち」だ。ほかにも「大納会では手仕舞う」人が多く、「大発会では買う」人が多い。

こういった偏りは人間の「行動心理」によるもので、「1月効果」など、アノマリーの発生要因となっている。

ほかの参加者と同じ行動をとっては勝てないのが相場。他人の一歩先を行くためには、行動心理学を理解することがカギとなる。

また、トレードでもっとも重要なことは「損小利大」、つまり「損失を小さくおさえて、利益は大きく伸ばす」ことだ。これは誰しもが頭では分かっている不変のルールなのに、なぜ、なかなか実行できないのだろうか。

それは、人間には「損小利大」を破らせる心理が深く根づいているからだ。たとえば、損切りができないのは「せめてトントンで手仕舞いたい」という心理と、現状からの変化による悪化を恐れる「現状維持」の心理がはたらくためだ。利が大きく伸ばせないのは、少しでも利益が出たら早く手仕舞って安心したいからである。この心理によって「損小利大」を守れずに、マーケットから退場せざるを得なくなってしまうトレーダーは多い。

ではマーケットに敗北しないためには、どうすればよいのだろうか。もっとも確実なのは「自分の売買ルールを守る」こと。

本書では「相場を形成する参加者の心の動き」と「トレーダーが陥りがちな失敗の心理」を分かりやすく解説している。知識を身につけて相場からチャンスを見いだし、さらに冷静に自分のトレードと売買ルールを見直すことで、トレード技術の向上を目指してほしい。

「利益が出たらすぐに仕舞いたい!」「損が出ているのに手仕舞うのは無理」「せめてトントンになるまで」「トレードで稼いだお金はもともとなかったものだから、大きなリスクをとってもかまわない」……。トレード経験者ならば、誰しもが一度はこのような思いを抱えたことがあるはずだ。しかしこれらはすべてトレード失敗の原因となる考え方なのである。トレードは「人間であれば当然のように抱いてしまう心理」との戦いだ。本書で行動心理を学び、自分の感情をコントロールしてマーケットに打ち勝ってほしい。

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