著者:並木裕太
ページ数:450

¥2,475¥0

あの郵政分割にもコンサルが絡んでいた!?
世界の企業・政府に影響を及ぼし続ける強大な力の正体とは?
100年の歴史をひも解き、その存在の是非を問う!

時に名だたる企業の社運をかけた一大事業を動かし、
また時に一国の政府の政策決定にまで関与するなど、
社会に対して決定的な影響力を有する頭脳集団として
近年ますます注目を浴びる「コンサル」(経営コンサルティング・ファーム)。
その卓越したビジネスノウハウが各所で語られるなか、
実態そのものについては謎に包まれたままでした。

本書は、そうした「コンサル」の正体を明らかにするべく、
20世紀初頭に活躍したフレデリック・テイラーに始まる100年の歴史を紐解くとともに、
実際のプロジェクトをコンサルティング・ファームがどのように手がけたか、
またコンサルタントたちは現場でどのように働いているのか、
あるいは激戦と言われるコンサルタントの採用市場の実際などを詳らかにするものです。

さらに、マッキンゼーで数々の経営変革案件に携わったのち、
自ら経営コンサルティング・ファームを立ち上げた著者が、
日本におけるコンサルティング業界の問題点を指摘し、
これからのコンサルティングのあるべき姿について提言します。

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