著者:更伊 俊介
ページ数:300
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強盗に殺され犬になり、夏野に飼われて日々を過ごす俺。だが本さえ読めればそれでいい――なのに何で毎回邪魔が入るの!? 紅葉はご近所づきあいに天井裏から進入してくるし(『据え膳食わぬは犬の恥』)、雛子を変態から守るためおつかいに付き添うハメになるし(『犬の道は犬』)、夏野家の倉庫の大掃除にも巻き込まれ……ああ、この倉庫にも思えば色々な思い出【トラウマ】が……(『抜けば犬散る氷の刃』)。本編後日談『立つ犬跡を濁さず』も収録した、大団円の短編集第4弾!
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