著者：「将棋世界」編集部
ページ数：84
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今回は締め切りが早かったことや、候補がたくさんあったこともあり（100題近く候補がありました）、悩みに悩みました。妙手が多かったのでポカと新手は大幅に減らしました。升田幸三賞の選考で、菅井竜也六段はさまざまな戦型で新工夫を編み出しているのだから、受賞理由を「左穴熊」だけにするのはどうかという議論になりましたが、それは第1問を見ても分かります。彼の受賞は当然ですね。今回は「勝負手」も取り上げました。第16問と22問がそれで、正解手でも勝ちではありませんが、気持ちのこもった妙手です。第19問の黒沢怜生新四段の妙手は公式戦では初めて見たのですが、過去にもありました。石川陽生七段に教えていただいたのですが35年前に東和男八段が指していました。平成26年度は何があったかな？と振り返ったとき、この付録を読み直していただきたいと思います（はしがきより）
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