著者:MASATOKI
ページ数:204
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縄文一万年の文化を持つ日本は、アジアの果てにあるだけではなく、海に囲まれていることから、
古事記にいうイザナギ・イザナミの島生み伝説を神話とし、太陽を崇める海洋民族国家である。
大和民族は神社や寺を神仏習合とし、日常生活や行事の中でも八百万を宗教観とした習慣は、
他国には見られない独自性を持っている。しかし現在の日本は、宗教に関心を持たない愚かな
民族になろうとしている。
事実、多くの国民は天照大神とイエス・キリストの接点を知らず、そこに現ISISなどの
中東問題が絡んでいるのだ。そして、エルサレムが常に紛争の種を宿すのも、中東がユーラシア
とアフリカ大陸の胴体であり、世界宗教の大半を占める預言者アブラハムの三宗教の聖地である
からだ。
モーセが語るイスラエル12支族の放浪は、我が国と大いに関係があり、1200年前に密教を
伝えた空海が、旧大和朝廷の四国に八十八番札所を置き、ユダヤ南朝の新聖地を隠したのも、徳島
の剣山にモーセの十戒と祈りを結界として封じ込めるためであり、昨今の日本人人質事件の真相の
奥にもこれらのことが影響を受けている。すなわち、我々日本人は神道の国の建国史に目を向ける
必要があるということだ。
数多の歴史を振り返って見ても、強者が弱者を滅ぼし、乱世においては下剋上ともいえる醜い
までの領土の争いが繰り広げられて来た。その元凶が中世のヨーロッパにあり、ローマ皇帝と
ローマ教皇の権力争いの裏に、宗教問題が介在している。
やはり、現在に至る政治・経済・世界史が複雑に絡み合う裏には、中世からの十字軍問題の怨念が、
カリフ社会に多大なる影響を与えているのは間違いなく、紀元前からのイスラエル統一国家の誕生と
分裂が中華大陸を経て、中東のフェニックスがアジアの果てで八咫烏となって生まれ変わっている
のである。
この八咫烏は、初代神武天皇を導いた三足烏といわれ、古代ローマ帝国からの追撃を眩ませた
正真正銘の秦氏ことヨセフの末裔なのである。この八咫烏こそ神の言葉を伝える伝道者であり、
平和の鍵を握っているのだ。
21世紀はイノベーションの時代であるにも関わらず、人類が暗中模索の一途を辿っているのは、
旧約と新約の意を理解することが出来ず、平和を前提としながらも各々が既得権益を主張し、人類史を
反省するどころか、大衆を欺きハルマゲドンを仕掛ける輩が世界を操っているところに問題がある。
南倭人は北倭人同様にヤハウェを信じる日ユ同祖であり、空海のいう八十八(ヤソヤ)は山を
合言葉にしたイエフダなのである。第二の故郷を築いたダビデ王の末裔である天皇は、イエス・
キリストの末裔でもある国家なのだ。そんな神道国のシンボルともいえる神輿(ユダヤ国家)を
西側メイソンは破壊しようと企んでいる。その真相を気づかせるのが八咫烏の使命であり、
ダ・ヴィンチが描いた最後の晩餐に我々へのメッセージが隠されている。
【目次】
序 章
1. ダ・ヴィンチ・コードの罠
2. テンプルの「T」の暗号
3. カトリックの秘密
4. 西側社会の特異性(民族の旗)
5. 赤白の洞察に潜む闇
6. 歴史のタブー
7. 聖日の前夜 ―ハロウィンの狙い―
8. 祇園祭はGION
9. ヘブライ語の抹殺
10.古代飛鳥の真相と中華の由来
11.オリエント文明の伝播
12.地中海の詭弁
13.中世のパラメーター
14.メイソンに見るヨーロッパの縮図
15.暗黒へ誘う歴史の分岐点
16.狂気の虚構
17.共時性の河図[スピリット]
18.最後の晩餐の真実
19.対立の構図 ―ダ・ヴィンチの願い―
終 章
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