著者:アルボムッレ・スマナサーラ
ページ数:88

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「宝経 Ratanasuttaṃ(ラタナスッタン)」は仏法僧の三宝たる由縁を語る仏教の基本経典のひとつです。釈尊在世当時から護経として人々に親しまれ、現在でもテーラワーダ仏教圏の法要では必ず唱えられています。本書ではこの「宝経」をパーリ語の原典に即してスマナサーラ長老が一偈ずつ丁寧に解説します。ブッダの教えのエッセンスを知ることができる最適の入門書です。※HTML版は日本テーラワーダ仏教協会ホームページの「法話と解説|施本文庫」でご覧いただけます。

もくじ
 序章
  経典の因縁物語
  幸不幸は連続する
  悪霊はほんとうにいるの?
  生命は互いに依存する
  仏教の教える「霊的存在」
  霊などまったく気にしないこと
  ヴェーサーリーに赴いた釈尊
  仏法僧とは何かを教える経典
 第一偈
  霊たちへの祝福
 第二偈
  お釈迦さまの命令とは
 第三偈
  ブッダの言葉は最強の力を持つ
  祝福の効果
 第四偈
  ブッダの覚りの内容
 第五偈
  覚りのサマーディについて
 第六偈
  サンガとは誰のこと
 第七偈
  阿羅漢たち
 第八偈
  こころ揺らがない預流果の弟子たち
 第九偈
  安心を確証された預流果
 第十偈
  預流果は理性の達人
  理性が現れた人の利得
  重罪は犯せない
 第十一偈
  預流果は言い訳をしない
 第十二偈
  ブッダの教えは咲き誇る花々のように輝く
 第十三偈
  唯一偉大なる言葉
 第十四偈
  完全たる自由(阿羅漢)
 第十五偈~第十七偈
  霊たちの礼拝と祝福
 おわりに

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