著者:鈴木 康浩 松田 浩
ページ数:299
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パイオニアが正真正銘の守備メソッドを記した「超ゾーンディフェンス論」。
日本に足りない守備の哲学と基本理解。守備の戦術とセオリーを知れば、日本は世界で戦える。
Jリーグの監督として数々のチームを指揮し、守備組織の理論と構築のスペシャリストである
松田浩氏が、その守備メソッドと理論を徹底解説。現状の世界の守備のトレンドも解き明かしていく。
ゾーンディフェンスの理論と実践についても、Jリーグ監督時代に実際に使用していた対戦相手の分析ノートやトレーニングメニューを初公開。
サッカーファンのみならず、指導者やプレーヤーも必読の書。
【目次】
第一章 欧州の守備最前線
4-4-2ゾーンディフェンスは守備の型/ボールの位置、次に味方の位置で決まる守備位置/
4-3-3の弱点が露呈したバルセロナ戦/バイエルンが見せた『ゲーゲンプレス』封じ
第二章 ゾーンディフェンスの衝撃
ゾーンディフェンスは相手がどう動こうが関係ない/水族館のイワシの群れがワッと動く動きが理想/
選手全員が常に一個のボールに関わりながらボールホルダーに圧力をかける/ボールに迂闊に飛び込まない=ボクシング・ムーブメント
第三章 ゾーンディフェンスとは何か
守備の主導権を握るのはあくまで守備者/なぜ4-4-2なのか?/4-3-3や4-1-4-1の試行錯誤で見えたメリット・デメリット/
飛び込まずにパスコースを限定する役割を担う第一線の守備/資料:各ポジションの役割
第四章 ゾーンディフェンス+ゲーム戦術
組織的堅守に不可欠なゲーム戦術/相手の時間と空間を奪う/規格外のタレントたちを止めるラインコントロール/
ドリブラーに対抗するための“くっつくDF”/特に危険な“クリティカルフェイズ”とは?/
クリアしたあと最終ラインはペナルティエリアまではあげる/セットプレーにおけるゾーンとマンツー。失点する確率が低いのは?
第五章 日本サッカーが強くなるために
サッカーの本質とは激しいもの。ジャパンズウェイができたとき日本は強くなる/
育成年代で押さえておきたい3対3のゾーンディフェンス/戦術的な柔軟性を身につけるには
付録1:ゾーンディフェンスのトレーニング集
付録2:松田浩の4-4-2
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