著者:都庁OB
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はじめに
1 面接試験を有利に運ぶ
(1)面接試験とは何か
(2)敵を知る
(3)どこまで本音を言うべきか
(4)受かる行動様式、落ちる行動様式
(5)模擬面接は必要か
(6)面接では相手に伝わったことが全て
(7)評価を下げる回答の暗記
(8)「ありのままの姿」で面接に臨むべきか
(9)面接官への効果的なアピール
(10)面接官への気配り
(11)踏みはずしてはならない都庁の志望動機のライン
(12)併願先をどう答えるか
(13)面接試験の評価プロセス
(14)面接の日程や順番で、合格の見込みが分かるか
(15)都庁でも圧迫面接はあるか
(16)面接官からのヒントを活用する
(17)即戦力であるとアピールすべきか
2 面接の評価基準 <序論>
(1)「人物の評価」に関する受験生の勘違い
(2)都庁面接官の心理
(3)都庁の昇任試験の面接では何が試されているのか
3 面接の評価基準 <総論>
(1)評価基準の分析
(2)リーダーシップは都庁面接でどう評価されるのか
(3)なかでも特に重視される受験生の能力
(4)受験生の本当の姿勢が見られている
4 面接の評価基準 <各論>
- 面接官の疑念を晴らすアピール方法
(1)問題意識
(2)チャレンジ精神
(3)課題設定力
(4)積極性・行動力
(5)マナー・態度
(6)チームワーク・協調性
(7)説得力
(8)課題解決力
(9)明確な強みを提示する
5 面接試験を見据えた『都庁 組織・人事改革ポリシー』詳説
- 当局は、これからはどんな人材を評価すると宣言しているのか
6 面接官に「この人を採りたい」と思わせる最後の一押し
(1)都庁に特化した無敵の志望動機
(2)なぜ熱意が重要か
(3)受験生が勘違いしている都庁がほしい人材
(4)面接官との相性
(5)都庁特有の面接NGワード
(6)「最後に何か質問はありますか」にどう対応するか
7 面接試験で求められるコミュニケーション力の真相
付録:都知事発言からみた、求める人材像
著者からのコメント
『都庁OBが教える、都庁面接試験の本質(上・下巻)』は、東京都庁および公務員試験を受験する方を対象とした、面接試験対策の専門書です。
当書は面接直前期に回答を整理するために大いに力を発揮します。
さらに、早い時期から受験対策に着手できる方の場合は、面接でどのような人物として認識されたいか、どのように答えられるようになりたいか理想像を固め、その理想像から逆算し、現在どのような行動を心掛けるべきかなど、日々の活動にも取り入れていただければ幸いです。
将来を見据え、人材としての基礎力向上に日々努めてきた実績も、面接での人物評価に含まれます。
都庁の採用試験では、面接試験は1類A・B一般方式で1回、1類B新方式でも2回しかありません。挽回の機会はほとんどなく、一発勝負と言えます。
そして、面接試験の評価は、試験当日に面接官に伝わったことが全てです。限られた面接試験の時間で、都の職員にふさわしい人材としての基礎力、潜在能力を的確に示す必要があります。
面接試験は、能力を認定するための資格試験ではなく、面接から8か月後に都庁の職場で働く人材を選抜する試験です。受験生の態度や回答内容は、全て職業人としてのポテンシャルを示すものとして検証されます。
面接官に、「ウチの部下より優秀だ! 自分の課にもこんな人材が来てくれれば」とまで思わせることができれば、高得点に直結します。
面接試験およびプレゼンテーション、グループワークに特化した当書上・下巻には、「この受験生は違う」と一歩抜け出すために受験生が知っておくべき視点、ノウハウが凝縮されています。
・ 面接試験を有利に運ぶ実戦ノウハウ
・ 面接官の心理と、評価基準を踏まえたアピールポイント
・ 踏み外してはならない都庁志望動機のライン
・ 都庁面接でのNGワード
・ 『都庁 組織・人事改革ポリシー』の詳しい解説
・ 回答実践-厳選61問
・ プレゼンテーション、グループワークの評価ポイント ほか
当書上巻には、都総務局人事部が策定した『都庁 組織・人事改革ポリシー』を題材として、人事当局が望ましいと考えている人材像について、面接試験に備える受験生に向けた切り口で詳しい解説を加えました。
さらに、回答実践(下巻)では、ケーススタディとして、各質問に対して都庁OBが十分と考える模範回答例と、回答例のどの部分がなぜ評価されるのか解説しています。
また、受験生が間違った方向に熱意を見せてしまうことが多い要注意質問には、反面教師として「残念な回答例」も掲載し、どこが悪いのか、面接官が何を感じ取るのか解説を加えました。
当書の主な対象は都庁1類A・B(一般方式、新方式)ですが、地方公務員試験の最高峰、東京都庁の面接レベルに対応していますので、道府県や政令指定都市など、同様の視点で選抜している他の自治体との併願にも活用できます。
対応機種等については以下のとおりです。
対応機種:パソコン(Window, Mac), スマートフォン(iPhone, Android), iPad, Kindle Fire端末, Samsungタブレット
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