著者:野沢 直樹
ページ数:408
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本書は、FileMaker Pro 15の入門者から中級ユーザーを主な対象にしています。図版を多用し、何をどのように行えば、どんな結果が出るのかということを、読者が直観的につかめるよう解説し、機能や操作をわかりやすく、幅広く紹介することに努めました。
FileMaker Pro 15 Advancedの利用者の方も、ほとんどの操作はFileMaker Pro 15と同様なので、解説書として使用していただくことができます。
また、PCやモバイル端末のWebブラウザからFileMaker Proのファイルを共有してデータ処理の行えるFileMaker Serverを利用したFileMaker WebDirectによるデータベース公開についてもセッティングから運用までを詳細に解説しました。
ここでFileMaker Proの特長や利点をあげておきましょう。
FileMaker Proでは、ユーザー自身によるデータベースの作成・改良、レイアウト変更、データのブラウズなどが自由自在に行なえます。検索、ソートなども簡単に行うことができ、求めているデータを素早く探し出したり並べ替えて表示することができます。さらにスクリプト、関数を使いこなすと、より高度なデータベースの構築も行なうことができます。
データベースの作成を人任せにしていると、何か不便な点があってもユーザー自身が改良することは難しくなります。また、入力されたデータをユーザーが十分に活用することもできません。こうした心配をFileMaker Proは振り払ってくれます。FileMaker Proはエンドユーザーの味方。ユーザー自身によるデータベースの作成、改良、運用を行うことのできるツールなのです。
さらに具体的にFileMaker Pro 15に絞って、強化・追加された機能をあげてみましょう。
テキストフィールドをドットで表示できるマスク付き編集ボックス、テーブルデータを削除スクリプトステップ、Webブラウザベースのオンラインヘルプ、ソフトウェア更新の簡略化、スクリプトの問題のチェック機能、SSL証明書の検証機能、RangeBeacons関数の追加などがあります。
FileMaker Serverを利用したFileMaker WebDirectによるデータベース公開では、モバイル端末のブラウザにも対応し、モバイル端末の使いやすさも大幅に向上しています。
FileMaker Proは1つのヒントがあれば、ユーザーの工夫次第で大きく変わります。本書が読者の皆様のスキルの向上に役立つことができれば幸いです。
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