著者:片山 覺 (監修)
ページ数:479
¥1,980 → ¥0
この商品はPCやタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。固定レイアウトのため、表示フォントのサイズ変更や、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
無料サンプルにてお手持ちの電子書籍ビューアでの表示状態をご確認の上、商品をご購入ください。
本商品は2008年に発刊された書籍「中堅・中小企業のための会計処理ハンドブック」(税務経理協会)に、法改正や中小会計要領に関する最新の情報を盛り込んで電子書籍化した新版となります。
■商品のご紹介
「売上計上の基準が知りたくて、中小指針や中小要領を見てみたけど、どうも探しにくいんだよな…」
「新任の経理課長として、経理規定の見直しを命じられたけど、何をどうすればいいんだろう…」
「会計と税務で処理方法にズレがあるときは、いろいろなところから情報を集めないといけないから、正直、面倒くさい…」
「将来的にIPOを目指すとなると、中小指針に規定されている項目だけでは足りない部分がありそうだな…」
こんな状況に直面している経理・財務マネジャーにおすすめ!!
本書は、そんなあなたの悩みを解決できる、5つの特徴をもっています。
① 現場の視点に立った分かりやすい構成!
中小指針や中小要領の構成は、勘定科目順になっていますが、本書は企業の日常業務をベースに、会計・税務処理をまとめることで、ハンドブックとしての検索性を高めました。
② 会計だけでなく業務の全体像が分かる!
各章に、業務全体が見渡せるフローチャートを用意することで、会計処理までの過程で誰がどのように関わっているか、イメージしやすいように工夫しました。これにより、業務全体を意識した会計ルールを考えやすくなります。
③ 税務ルールなどもまとめてチェックできるので効率的!
中堅・中小企業の会計に対して、その与える影響が大きいとされる「税務会計」にも言及し、会計と税務が乖離する場合には、その論点を明確にしてまとめて解説するように心がけています。
④ 業務の標準化、信頼性のある財務報告をサポート
近年、内部統制の問題は、大手企業に限られたものではなくなってきています。中堅・中小企業におけるその重要性を強調すると共に、内部統制を「経営の視点」と「業務の視点」に分け、それぞれのチェックポイントを示しています。
⑤ きめ細かい項目立て
月次決算、原価計算、ストック・オプションなど、中小指針および中小要領では言及されていない項目までカバーすることにより、IPOを視野に入れている中堅企業のみなさんにもお使いいただけるように内容を充実させ、網羅性を確保しました。
■目次
【序章 中堅・中小企業の会計はどうあるべきか】
【第1章 販売-回収サイクル】
【第2章 購買-在庫-支払サイクル】
【第3章 固定資産取得-管理サイクル】
【第4章 経費-支払サイクル】
【第5章 財務-資金サイクル】
【第6章 決算-報告サイクル】
【第7章 組織再編】
【巻末資料①(中小会計指針関係[例示等])】
【巻末資料②(中小会計要領関係[様式集])】
【巻末資料③(チェックリスト)】
■各章の構成について
第7章「組織再編」だけは異なる構成となっていますが、第1章から第6章までの各章の内容構成は、以下のように、会計処理の背後にある日常の業務処理(取引)からスタートして、会計処理や税務上の取扱の説明に至るという、ほぼ同じ手順を踏んでいます。
第1節 業務処理 ・・・ 業務処理の概要/業務処理のフローチャート(会計仕訳の発生箇所を明示)/各プロセスの業務処理解説
第2節 内部統制のポイント ・・・ 経営の視点/業務の視点
第3節 業務処理と会計処理 ・・・ 業務と会計の接点における基本的な仕訳パターンの例示
第4節 中小会計指針による会計処理と税務 ・・・ 中小会計指針の紹介と解説/関連する会計基準等の紹介/会計基準の適用に際して中小企業のための簡便法や特例措置がある場合はその旨の明示/税務上の取扱の紹介/会計と税務の取扱が異なる場合の論点整理/応用的な仕訳パターンの例示
第5節 中小会計要領の関連事項 ・・・中小会計要領における関連事項の紹介と解説/中小会計要領に基づく簡便な処理を行う場合の注意事項
■監修者・執筆者
【監修者略歴】
片山 覺(かたやま・さとる)
昭和17年生まれ。昭和40年早稲田大学第一商学部卒業。
昭和47年早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得。
早稲田大学商学部専任講師、助教授を経て、早稲田大学商学学術院教授を務める(2013年3月退官)。現在、早稲田大学名誉教授。
このほか日本商工会議所簿記検定試験専門委員、公認会計士第二次試験委員等を歴任し、現在、銀行業務検定試験財務試験委員長、MJS税経システム研究所顧問・会計システム研究会座長を務める。
著書に『段階式日商簿記 2級商業簿記』『段階式日商簿記 4級商業簿記』『段階式日商簿記ワークブック 2級商業簿記』『段階式日商簿記ワークブック 4級商業簿記』(以上、共著・税務経理協会)、『現代会計研究』(共著・白桃書房)、『非営利組織体の会計』(共著・中央経済社)等がある。
【執筆者略歴】
後藤 智(ごとう・さとる)
昭和23年生まれ。昭和48年早稲田大学政治経済学部卒業。
同年蛇の目ミシン工業(株)入社。
平成3年(株)ミロク情報サービス(MJS)入社、同社経営企画室部長、
チェスコムインターナショナル取締役管理本部長、MJS理事・経営管理部長等を経て、現在、MJS税経システム研究所主任研究員。
この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。