著者:永井隆雄
ページ数:18
¥480 → ¥0
人間の性格はいかにして定義されるのか?
「社交的な人間」
「熱血的な人間」
「利己的な人間」
「穏やかな人間」
など、様々な性格タイプに分けられるが、性格が決まるにはある構造が存在する。
本書では、初心者でも分かるように人間のパーソナリティと性格の構造についてコンパクトに読み解いていく。
<本書一部紹介>
気質とは何か?
心理学の起源は古代ギリシャの時代に遡ることができる。また、古代エジプトにも心理学的な思索活動の証拠が残されているという。
古代ギリシャでは、医学の創始者ともされるヒポクラテス(紀元前460年頃-紀元前370年頃)が人間の体液と気質を結びつけた独自の気質論/四体液説を提唱した。
四体液説(humoralism)とは、「血液(空気:Air)、粘液(水:ater)、黄胆汁(火:Fire)、黒胆汁(土:Ground)」の4種類を人間の基本体液とする体液病理説(en.humoral pathology)である。
なお、体液と気質の関係は徐々に切り離され、変わって、空気、水、火、土が代替されるようになった。そこで、つぎのようなモデルが考案されるようになった。この気質論は現在でも一定において支持されている。また、ヴントやパブロフなどの近代以降・・・・
<著者紹介>
永井隆雄:慶應義塾大学文学部人間関係学科卒業、同大学院商学研究科修了(労働経済学専攻)、社会学研究科博士課程単位取得退学(産業・組織心理学専攻)、九州大学大学院博士課程単位取得退学(経済学・経営学専攻)。日本総研、アーサーアンダーセン(マネジャー)、関西経済同友会(主任研究員)、日大、立教、九大等の大学講師(英書購読、統計学等)、人材育成学会理事などを経てフリーランスの経営コンサルタント、産業・組織心理学者。著書・論文・コラム多数。主な論文「介護職のバーンアウトと離職」『人材育成』第2号第1巻など。
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