著者:文藝春秋
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6000組もの患者とその家族が訪ねた、がんセカンドオピニオン外来の全貌を初公開!
20年以上にわたり、手術や抗がん剤など、がんの「標準治療」を徹底的に批判し、「がんによる症状を緩和する治療は積極的に受けても、真っ向からがんと闘ってはならない」という理論を貫いてきた近藤誠医師。
その近藤医師が、患者さんとご家族のプライバシーに配慮した上で、がん患者でもあるジャーナリストを聞き役に、これまでの相談事例に対する見立てを文字にしたのが本書だ。
<目次>
【序章】がんとセカンドオピニオン
・「セカンドオピニオン」とはそもそもどのようなものか?
・「がんセカンドオピニオン外来」を僕が開設した理由
・「近藤誠がんセカンドオピニオン外来」のルール
【本章】近藤誠がんセカンドオピニオン外来の全貌
肺がん/大腸がん肝転移/食道がん/乳がん(乳管内乳がん)/脳転移(腎臓がん原発)/早期胃がん(粘膜剥離術)/膵臓がん/膀胱がん/卵巣がん/緩和ケア(肝臓がん全身転移)/グリオブラストーマ(脳腫瘍)/前立腺がん/下咽頭がん/悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)/子宮頸がん/子宮頸がんワクチン(予防接種)
【終章】がんをめぐって医師と患者は理解し合えるのか
・手術や抗がん剤治療が寿命を延ばすというエビデンスは存在しない
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