著者:大越 郷子 (その他),
ページ数:227

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痛風の原因である高尿酸血症を改善するには、肥満の解消、
栄養バランスのとれた食事を3食規則正しくとる食事療法を行うことが効果的です。
月間外来患者数1万1千人の東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センターの監修で、
おいしくて簡単、正しい食事療法を伝えます。
痛風は、尿酸が関節の中で固まって血症になるために起こる関節炎を主な症状とする病気。
ある日突然、足の指の付け根が痛くなる痛風発作が起こる、
健康診断の結果、尿酸値が高いといわれる、あるいは生活習慣病で通院していたところ、尿酸値が高いと指摘されるなどで発覚します。
現在、通院している痛風患者は約85万人、痛風予備軍ともいえる高尿酸血症患者は500~600万人にのぼると推定されています。
以前は「中年の病気」というイメージが強かった痛風ですが、近年は30代の患者がもっとも多く、若年化が進んでいます。
今からでも間に合う「正しい食事法」を身につけましょう。

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