著者:遠藤 雅義
ページ数:237
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本書は「英語を話そうとしても出てこない! 」という方に向けて書かれた本です。 英語が話せるようになるための方法論は巷にたくさんあふれています。 「英作文の瞬発力をあげよう! 」「英単語の語彙力を増やそう! 」 「英会話のための英文法を身につけよう! 」「音読で英語の基礎をつくろう! 」…etc. しかし、もっと根本的なレベルで欠けているものがあったのです。 それは日本語と英語における【発想の違い】を理解することです。 この発想の違いを理解していないと、英文をつくろうとしたときに 無意識のうちに日本語的なモノの見方が入りこんでしまいます。 ここで日本語と英語のモノの見方が似ていればよかったのですが、 残念ながら両者はまったく異なっているのです。 その結果、いくら頑張っても日本語的なモノの見方が邪魔をしてしまい、 英語が詰まって出てこないという事態に陥っていたのです。 本書は日本語と英語でどのようにモノの見方が違うのかを解説したものです。 気楽に読めるように、日米における「ゲーム観」や「告白事情」など文化的な違いが どのように言語的な特徴と関係しているかなどをトピックとして取り上げています。 また実際に日本語脳から英語脳へ変えるための変換方法も紹介しています。 変換の最終ステップ「イメージトレース」では、英語の世界観に従った順に イメージをなぞることで、英語的な発想を直接つかめるようになっています。 ぜひ本書で英語の詰まりをスッキリ解消して頂ければと思います。 【目次】 はじめに 第1章 日本語vs英語 モノの見方の違い 1.認知の順序が逆になっている 2.日本語に「私」が出てこない 3.日本語は受け身、英語は発信源 第2章 日本語のイメージの描き方 1.枠や周辺情報 2.中心情報 3.練習問題 4.【advance】日本語特有のムード表現 第3章 日本語のイメージから英語のイメージへの変換 1.基本変換 2.文の要素を変換する 3.文全体を変換する 4.まとめ おわりに
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