著者:高橋 朋子
ページ数:306
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英語では相手との距離感に適した表現を使うことが大切。「頼みごとをする」「提案する」「忠告する」など、代表的な機能表現(意図を伝える表現)を取り上げ、丁寧度と相手との距離感による使い分け方を解説。状況に最適なフレーズを選ぶことができます。
●「伝えたいこと」と「相手との距離感」で、最適なフレーズがわかる
「頼みごとをする」「提案する」「忠告する」など、日常会話でよく使う機能表現(意図を伝える表現)を20取り上げ、丁寧度順にリスト化。「相手との距離感」による使い分け方を解説しています。話者の「距離感」とフレーズの「使用頻度」をアイコンで表示。どのような相手に使えるフレーズなのかが一目でわかります。円滑な人間関係に不可欠な、状況にふさわしいフレーズを選ぶことができます。
●丁寧度を上手に使い分け、説得力あるコミュニケーションを実現する
「頼みごとを念を押して約束する」「許可を断って忠告する」など、複数の機能表現を使った実践的な会話例を紹介。「~してもらえないかな?」「~してもらえると有難いのですが」など、丁寧度の異なる表現を効果的に使い分け、相手を説得するストラテジーを紹介しています。
●英語の常識―「話し方の社会的ルール」を知る
自分の意図を正しく伝えるには、英語圏文化に根差した「話し方のルール」を知っておくことが大切です。文法や発音が正しくても、このルールを犯してしまうと、相手に誤解や悪い印象を与えてしまったりすることも。ネイティブにとっては常識とも言えるこうしたルールも本書できちんと心得ましょう。
※本書は、『英会話 機能表現スタイルブック』(高橋朋子・田中茂範編著、鈴木佑治、阿部一 1994年刊行)のPART3(高橋朋子著)に加筆修正し、全面的に改訂したものです。
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【対象レベル】
中級以上
【無料ダウンロードコンテンツ】
・本文学習用音声(MP3):全167トラック、約45分。※紙書籍付属のCDの内容です。
【著者プロフィール】
高橋 朋子:
アメリカ創価大学大学院長・教授。アルバータス・マグナス大学卒業。コロンビア大学応用言語学博士号およびモナッシュ大学翻訳学博士号取得。言語習得理論・異文化間コミュニケーション・翻訳論を専門とし、著訳書・論文・英語学習書等(日本語と英語)多数出版。代表作に、『アメリカ生活英語―多文化時代のコミュニケーション』(サイマル出版会、1996年)、『アメリカ英語―変わりゆく社会と文化』(サイマル出版会、1993年)、『人間関係をつくる英会話―日本人が知らなかった30のルール』(コスモピア、2017年)がある。また訳書に、『ローザ・パークス自伝』(潮出版社、1999年)ほかがある。
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