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ページ数:306

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クラシックポータル廃止に伴い、Azureポータルに完全対応。全面刷新しました!

//// 改訂履歴 ////
第1版2017年8月30日初版発行
第1.1版2017年9月16日Azureポータルから「クラシックポータル」へのリンクボタンが削除されたことによる改訂
第1.3版2017年9月30日Kindle for PCに画像サイズを最適化
第2版 2017年11月10日クラシックポータル廃止に伴い、Azureポータルに完全対応。全面刷新。
第2.1版 2017年11月26日「Appendix: テナントの統合」 を追加。
第2.2版 2018年1月6日表現・文言など一部校正。
第2.3版 2018年5月10日サインアップ画面を更新。

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お勧めしたい方
・社内情シス担当者、責任者。
・オンプレミスActive Directoryはわかる方。
・ベンダーに頼むのも癪なので、できれば自分で導入してみたいと思っているスタートアップ企業の責任者、または中堅企業の情シス担当者。
・Azure Active DirectoryとOffice365をからめて説明している文献が見つからない、と嘆いている方。
・その他、どんなものか興味ある方々すべて。

お勧めしない方
・すでに自分でAzureADとOffice365の導入経験のある方。
・本書の内容に、オンプレADとAzureADの混在環境の情報を期待している方(Azure AD Connect、アプリケーションプロキシは触れていません)

目次
はじめに
改訂履歴2
はじめに3
Section1 : Azureにサインアップ6
Section2 : Azure Active Directoryにカスタムドメインを追加21
Section3 : 独自ドメインに新規管理ユーザーを追加34
Section4 : Windows10 PCをAzure Active Directoryドメインに参加させる56
Section5 : Azure Active DirectoryにSaaSアプリケーションを統合する93
Section6 : Azure Active DirectoryにOffice365を統合する184
【追記】アクセスパネルのOffice365系アプリケーションのアイコン233
【追記】Outlook 2016とiPhoneとSkype for Businessの設定について239
Section7 : ファイルサーバをどうするか248
 OneDrive for Businessの設定249
 Dropbox for Businessの設定264
Section8 : Intuneを使ってみる298
Section9 : Intuneを使ってみる(トラブルシューティング編)323
Appendix: テナントの統合354
あとがき341

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はじめに より抜粋~
Active Directoryがついに、Microsoft Azureクラウドだけで利用可能になりました。
もう社内にもデータセンターにすら、ドメインコントローラやExchangeサーバーなどを構築する必要がなくなったのです。

…中略…

オフィスのネットワークさえ整備しておけばよいのです。(そのネットワークもLTEの次の通信網、5Gが出たらどうなるのでしょう…)

・・・中略・・・

Azure Active Directoryがあっても、オンプレミスActive Directoryはなくならないと思いますし、今現在のAzure Active Directoryではまだまだ未成熟で、エンタープライズカンパニーでは使えないと思います。

しかしスタートアップ企業はもちろんのこと、ITガバナンスやSOXコントロールのことを考えるのはまだまだ先と思える小中堅規模の会社様にとっては十分実用に耐えます。クレジットカード1枚で、まあ1週間で整備できるでしょう。

ただ、そこはマイクロソフト。設定画面のわかりにくさやライセンス体系の複雑さ、発生した問題の解決方法の無さ(笑。回避策を探すか諦めるかがほとんど)、技術的なことよりもそういうことで物凄いエネルギーを使わされてしまいますよね。

この本は、わたしがまず人柱になって、Azure Active Directoryの多様な機能の、どの辺までなら継続運用に耐えられるか、また、先出しのOffice365管理画面との設定に関する絡まり具合、など検索してもでてこない情報を、実際に導入して検証し、遭遇した問題などをさらけ出しましてみました。

分かりやすいように、スクリーンショットも充実です。

まだまだAzure Active Directoryで検索してもマイクロソフトの公式ページかMVPらしき人の小難しい話しか出てこない今こそ、簡素で価値ある本であれば幸いです。

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